2016.06.24 2025.01.07 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイの遺作「ブラックスター」は新しいジャズ・サウンドの上にフォーマットされたボウイロックの到達点(ベスト・オブ・ボウイ) ついにベスト・オブ・ボウイのページもこれで最後になります。このアルバムはブログを開始してから始めてリリースされたアルバムとして、たくさんのページで取り扱いました。しかし、デヴィッド・ボウイの原点である「Early On」から1枚1枚のアルバ...
2016.06.22 2025.01.26 ベスト・オブ・ボウイ 66歳の誕生日に突然告知されたアルバム「The Next Day」で、デヴィッド・ボウイは過去を回顧しながらも、全く新しいサウンドに向かう決意を示した。(ベスト・オブ・ボウイ) 2013年1月8日、66歳の誕生日に「Where Are We Now?」を突然ネット配信し、10年間の沈黙を破ったデヴィッド・ボウイ。さらに新作アルバムのリリースを発表し、ボウイファンを狂騒状態に陥れてしまいました。私もこの日を境にボウイ...
2016.06.17 2024.12.31 ベスト・オブ・ボウイ ライブを目的に作られた「リアリティ」はデヴィッド・ボウイが目の前でパフォーマンスしているように聴けるアルバム。(ベスト・オブ・ボウイ) Photo by TimothyJ さて、ベスト・オブ・ボウイのページもあと3つのアルバムを残すのみとなりました。この「リアリティ」の発表と共に、ワールド・ツアーに出たデヴィッド・ボウイ。現実に私たちがボウイを目の当たりにする最後の機会を作...
2016.06.15 2025.01.13 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイの全アルバムの中で屈指のボーカルを聴かせる傑作アルバム「ヒーザン」。トニー・ヴィスコンティが帰還した記念すべきアルバム。(ベスト・オブ・ボウイ) Photo by schizoform 私は「ヒーザン」をデヴィッド・ボウイの傑作アルバムの一つと考えています。トニー・ヴィスコンティーとの仲が修復され、ついにスケアリー・モンスターズ以降では真に最高のアルバムが提供されたのです。なにより、...
2016.06.12 2025.01.10 ベスト・オブ・ボウイ 過去を清算し未来へ向かう、デヴィッド・ボウイのターニング・ポイントとなったアルバム「アワーズ…」。「オミクロン:ザ・ノマド・ソウル」のゲーム音楽で、リーブス・ガブレルスが参加した最後のアルバム。(ベスト・オブ・ボウイ) Photo by kashmut ※アルバムジャケットの元になった「ピエタ」「アワーズ…(Hours...)」は私がリアルタイムでデヴィッド・ボウイのアルバムをはじめて聴いたアルバムです。そのため、他のアルバムより思い入れが強く、評価が30...
2016.06.10 2025.02.19 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイ50歳。ドラムンベースに取り組んだアルバム「アースリング」をリリース。(ベスト・オブ・ボウイ) デヴィッド・ボウイは50歳という年齢に達し、円熟味を増したアルバムをリリースするかと思いきや、「アウトサイド」より激しいアルバムを発表しました。それが「アースリング」です。ドラムンベースの攻撃的なビートはデヴィッド・ボウイには似合わないよう...
2016.06.08 2024.09.28 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイを知ってしまったら絶対に聴かなくてはならないアルバムが「アウトサイド」です。(ベスト・オブ・ボウイ) このアルバムをはじめて聴いた時、デヴィッド・ボウイにのめり込むしかなくなってしまいました。それほどに圧倒的なアートフォームを持ったアルバムが「アウトサイド」です。ブライアン・イーノと共同プロデュースしたはじめてのアルバムです。(ベルリン3部...
2016.06.06 2025.01.24 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイが全曲を手掛けたソロアルバム「郊外のブッダ(The Buddha of Suburbia)」(ベスト・オブ・ボウイ) ブッダ・オブ・サバービアはただのサントラアルバムではありません。このアルバムは全曲デヴィッド・ボウイが書いています。さらに、デヴィッド・ボウイが一人で仕上げたといっていいほどのアルバムなのです。レニー・クラヴィッツをのぞいた参加ミュージシャ...
2016.06.04 2024.09.28 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイがソロ復活を遂げた「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」は「★」とは対極にあるジャズ・ファンク・アルバム(ベスト・オブ・ボウイ) ティン・マシーンのプロジェクトを終えたデヴィッド・ボウイは「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」でソロ活動を再開します。このアルバムはジャズテイストのアルバムで、その意味では「★」に類するアルバムです。しかし、モデルのイマンと結婚した直後に制...
2016.06.02 2025.01.31 ベスト・オブ・ボウイ サウンド+ヴィジョン・ツアーを挟んでリリースされたティン・マシーンのセカンドアルバムはボーカルまで明け渡してしまって…(ベスト・オブ・ボウイ) EMIを離れヴィクトリーからリリースされた「ティン・マシーンⅡ」。サウンド+ヴィジョン・ツアーの後でティン・マシーンのセカンド・アルバムをリリースする予想外の行動に出たデヴィッド・ボウイ。このアルバムではボーカルまでハント・セールズに明け渡...
2016.05.31 2025.01.23 ベスト・オブ・ボウイ グラス・スパイダー・ツアーでアーティストとしてのデヴィッド・ボウイの評価は下落する一方。そんな時、原点回帰をはかったプロジェクト:ティン・マシーンを始動、起死回生を期するボウイが最高です。(ベスト・オブ・ボウイ) ネバー・レット・ミー・ダウンをリリース後、グラス・スパイダー・ツアーで商業的な成功を重ねたボウイ。しかし、アーティストとしてのデヴィッド・ボウイは跡形もなく消え失せてしまいました。それを自覚したデヴィッド・ボウイはキーボードを廃したシンプル...
2016.05.28 2025.02.02 デヴィッド・ボウイの世界 到着しました40周年記念盤「Changesonebowie」!!! さて、期待したクリア・ヴァイナルは入っているでしょうか? 1976年5月20日、デヴィッド・ボウイ初のベストアルバムとして登場したのが「Changesonebowie」です。このほど、40周年記念としてアナログ、CD共に再発されました。アナログ盤の目玉はランダムでクリア・ヴァイナルとブラック・ヴァ...
2016.05.27 2025.01.21 デヴィッド・ボウイの世界 映画「ラビリンス/魔王の迷宮(Labyrinth)」のサウンドトラックはデヴィッド・ボウイが全曲手掛けている? デヴィッド・ボウイの80年台の作品の中に映画「ラビリンス/魔王の迷宮(1986年作品)」があります。何度か見た記憶があるのですが、DVDがどこかに行ってしまって、長らく見ていません。デヴィッド・ボウイが魔王ジャレスを演じていました。ヒロイン...
2016.05.26 2025.01.25 ベスト・オブ・ボウイ 経歴から抹消してしまいたいデヴィッド・ボウイのアルバム「ネバー・レット・ミー・ダウン(Never Let Me Down)」(ベスト・オブ・ボウイ) 「Day-In Day-Out」がプレイされるたびに、このアルバムはデヴィッド・ボウイではない誰かのアルバム…と心の中で言い続けていました。「スケアリー・モンスターズ」までの研ぎ澄まされたような音楽性はいったいどこに行ってしまったのでしょう...
2016.05.24 2025.01.25 ベスト・オブ・ボウイ デヴィッド・ボウイは新曲を2曲しか用意できず、完全な失敗作となった「トゥナイト」。開き直ってカバーアルバムに仕立てたのだが中途半端に終わる。(ベスト・オブ・ボウイ) アルバム「トゥナイト」が失敗作だという評価には誰しも異論のないところだと思います。デヴィッド・ボウイは新曲を「Loving the alien」と「Blue Jean」の2曲しか用意していません。あとはイギー・ポップの曲と共作曲を5曲使い、...
2016.05.22 2024.12.26 デヴィッド・ボウイの世界 インフィニティー・ブルーが選ぶデヴィッド・ボウイのアルバムBEST10 Jさんに好きなアルバムBEST3をコメントでいただきましたので、私のBEST3も考えてみました。Jさんの書き込みベスト3ボウイアルバムはstation to station, lodger, scary monstersです。次点で★とou...
2016.05.20 2025.01.13 デヴィッド・ボウイの世界 デヴィッド・ボウイの日本語曲名をピックアップ①(スペイス・オディティ、世界を売った男、ハンキー・ドリー、ジギー・スターダスト) 「ベスト・オブ・ボウイ」ページのコメント欄でaladdindogsさんにデヴィッド・ボウイのアルバムの日本語タイトルを書き込んでいただきました。ちょっと面白そうだったので、気になった日本語曲名をピックアップしてみます。日本語のタイトルはスケ...
2016.05.14 2025.01.23 ベスト・オブ・ボウイ トニー・デフリーズとの契約が切れ、EMIでビッグヒットを目指したアルバム「レッツ・ダンス」、あえて商業主義を貫徹し大成功をおさめたデヴィッド・ボウイ(ベスト・オブ・ボウイ) 莫大なマネジメント料を要求されていたトニー・デフリーズとの契約が切れて、EMIからはじめてリリースされたアルバムが「レッツ・ダンス」です。デヴィッド・ボウイは、それまでカルト的で芸術性を追求したアルバムを数多くリリースしてきました。そのため...
2016.05.12 2025.01.29 ベスト・オブ・ボウイ ロバート・フリップのギターが炸裂するロックアルバム「スケアリー・モンスターズ」デヴィッド・ボウイの集大成となった1980年の作品(ベスト・オブ・ボウイ) 「スケアリー・モンスターズ」はデビッド・ボウイのキャリアを総括するような傑作アルバムです。「Ashes To Ashes」でトム少佐を葬り去ったり、「Fame」を思わせる「Fashion」のようなファンキーな曲も含まれています。作詞にも「ダ...