2018.01.20 2024.09.28 平井和正の世界 私の一人称小説②(ソフトボイルド編:不定期エスパー・眉村卓) 眉村卓の「不定期エスパー」も一人称小説です。 しかし、私の一人称小説のページでは取り扱いませんでした。 何故かというと。この小説は当時、読み始めてすぐに挫折してしまったからです。 不定期エスパー 不定期エスパー〈1〉エレスコブ家・護衛員 (...
2018.01.18 2024.09.28 平井和正の世界 私の一人称小説①(ハードボイルド編:狼男だよ・平井和正 他) 小説の形態の上で、主人公目線で語られるものを「一人称小説」といいます。 ちなみに客観的な目線で語られる場合は「三人称小説」というわけです。 私にとって「一人称小説」は特別です。 何故かというと、若い頃、平井和正のアダルトウルフガイ・シリーズ...
2018.01.12 2024.09.28 平井和正の世界 日本SF傑作選4 平井和正 虎は目覚める/サイボーグ・ブルース(ハヤカワ文庫JA)予約開始! 日本SF傑作選4は平井和正です。 ついに予約開始されました。 日本SF傑作選4 平井和正 虎は目覚める/サイボーグ・ブルース(ハヤカワ文庫JA) 今まで、この傑作選は筒井康隆、小松左京、眉村卓と発表されてきました。 第1期は全6巻で、4巻目...
2017.11.30 2024.09.28 平井和正の書籍 新版「狼の紋章」「狼の怨歌」がハヤカワ文庫から出る! なんと! 平井和正のウルフガイシリーズが新版で発売されます。 旧版ウルフガイシリーズは1971年、1972年にハヤカワSF文庫から発売されています。 まさか45年以上も経過して新版で復刊されるとは、驚くべきことです。 田中芳樹の「七都市物語...
2017.09.12 2024.10.01 平井和正の世界 押し入れで見つけた懐かしの平井和正「幻魔大戦(VHS)」と「言霊使い(カセットテープ)」 押し入れで捜し物をしていたら、平井和正のカセットテープとビデオテープが出てきました。 どちらも今ではデッキがないので再生不能の商品です。 それでも大事にとってありました。 幻魔大戦(VHS) この商品は私が小田急沿線の百合ヶ丘に住んでいた時...
2017.09.10 2024.10.05 平井和正の書籍 平井和正+桑田次郎のコンビで送る懐かしのSFコミック「デスハンター」「エリート」「超犬リープ」電子書籍で登場! 平井和正原作、桑田次郎作画の名作コミックがサンワイドコミックスから電子版で発売されました。 いずれもマンガショップシリーズで手に入れられるものですが、今回の電子化で安価で手軽に読むことが出来るようになりました。 どの作品も、後の平井和正の小...
2017.08.13 2024.10.06 平井和正の世界 日本SF傑作選 第1期 第4巻に平井和正が登場! ハヤカワ文庫JAで日下三蔵編の日本SF傑作選が刊行されました。 第1巻は「筒井康隆 マグロマル/トラブル」です。 このシリーズは隔月刊で第1期6冊が刊行される予定になっています。 その中には平井和正の名も… 日本SF傑作選1 筒井康隆 マグ...
2017.07.15 2024.10.05 平井和正の書籍 祥伝社NON NOVEL版:ウルフガイ・シリーズ、電子書籍で復活! ヤング・ウルフ:犬神明のウルフガイ・シリーズが祥伝社から電子書籍として復活します。 実は私はまだこの本を蔵書しています。 祥伝社の新書はそれほど色あせることなくしっかりしているので好きです。 ただ、背のノリは経年で弱くなっているかもしれず、...
2017.06.23 2024.10.06 平井和正の世界 アマゾンで「平井和正」を検索すると「60年代ポップ少年」にあたる。 かねてからアマゾンで「平井和正」を検索すると、亀和田武の「60年代ポップ少年」という本がヒットすることが不思議でした。 コメントに「平井和正」という文字が入っているわけでもありません。 亀和田武さんは作家・コラムニスト・コメンテーターといっ...
2017.06.22 2024.10.03 平井和正の書籍 平井和正の月光魔術團、泉谷あゆみイラストの完全版電子書籍で発売! 平井和正の耽美小説(?)「月光魔術團」が電子書籍で発売されました。 この「月光魔術團」がアスペクトノベルスで発売されたのが1996年です。 「月光魔術團」が書店で耽美小説のジャンルに分類されていて驚いたのは17年前のことでした。 まだ、平井...
2017.06.03 2024.10.05 平井和正の書籍 生賴範義版「ファイナル幻魔大戦:ハルマゲドンの少女」登場! このところ平井和正作品の電子化が相次いでいます。 「真幻魔大戦」は8巻まで電子化され、CD版「地球樹の女神」に附属していた「その日の午後、砲台山で」も単独作品として電子化されています。 そしてついに「ハルマゲドンの少女」が発売されました。 ...
2017.01.17 2024.10.06 デヴィッド・ボウイの世界 平井和正の命日に雑誌「昭和40年男 特集:俺たちのSF」。PICK UP ARTISTにデヴィッド・ボウイ? 以前から面白いタイトルだと興味を持っていたのが「昭和40年男」です。 いままで買ったことはありませんでした。 公式サイトにいってみると、この雑誌のテーマは以下のように書いてあります。 (省略) 「故きを温ね新しきを知る」──本誌は、昭和40...
2016.12.30 2024.09.28 平井和正の世界 ハリウッド版「攻殻機動隊:ゴースト・イン・ザ・シェル(GHOST IN THE SHELL)」は平井和正の「8マン」や「サイボーグ・ブルース」と同じだ! Photo by Tim Douglas 「ゴースト・イン・ザ・シェル」はアニメーション、実写含めて幾度も映像化されています。 以下は実写版映画のトレーラーです。 この作品はスカーレット・ヨハンソンが草薙素子を演じています。 外国人が演じ...
2016.11.21 2024.10.05 平井和正の書籍 平井和正の第二次幻魔大戦「ハルマゲドン」、初出「平井和正ライブラリー 第八集」の生賴範義カバーイラストで電子化!…で、疑問に思った表紙キャラクター。 平井和正の角川文庫版「幻魔大戦」は20巻を数えたところで中断してしまいました。 1983年2月のことです。 続編の「ハルマゲドン」が出版されたのは1987年8月でした。 徳間書店の「平井和正ライブラリー 第八集」として刊行されています。 そ...
2016.11.08 2024.10.06 平井和正の世界 平井和正の短編「世界の滅びる夜(虎は暗闇より)」が集英社創業90周年企画「冒険の森へ」傑作小説大全 第5巻「極限の彼方」に収録 久しぶりに平井和正の短編を読みました。 それが「世界の滅びる夜」です。 この作品は角川文庫版「虎は暗闇より」で読んだのが最初です。 もう30年も前のことです。 まったく記憶にもありませんでした。 この「世界の滅びる夜」が集英社の全集「冒険の...
2016.09.20 2024.10.06 平井和正の世界 平井和正のもう一つのサイボーグ・ブルース「エスパーお蘭」 「エスパーお蘭」は平井和正の短編集「悪徳学園」に収録された短編です。 この短編集には表題作「悪徳学園」もおさめられています。 「悪徳学園」はウルフガイの元になった作品で、短編集「魔女の標的」に収録されている「“女狼”リツコ」と共に、ウルフガ...
2016.08.10 2024.09.29 平井和正の世界 平井和正 vs 半村良 私が平井和正に夢中になっていた頃、(平井和正がウルフガイをものにし、真幻魔大戦に着手した頃)半村良の小説に手を出すことはありませんでした。 それというのも私のまわりで半村良が好きと言っている友人たちはどうもうさんくさい人が多かったんです。 ...
2016.07.07 2024.09.29 平井和正の世界 平井和正の初期作品の電子書籍が待ち遠しい。レオノーラ収録「悪夢のかたち」、「アンドロイドお雪」、「メガロポリスの虎」、「悪霊の女王」…etc. 最近、平井和正の電子書籍の発表が相次いでいます。 しかし、本当に代表作と言えるものばかりです。 私としては一般的に手に入りにくいと思われる初期作品も電子書籍として出版して欲しいと願っているのですが、遅々として進みません。 電子書籍のいいとこ...
2016.06.11 2024.10.06 平井和正の世界 映画「エクス・マキナ」は平井和正の世界に追いついたのか? 思い出される平井和正の初期作品「レオノーラ」「アンドロイドお雪」… AIロボットをテーマにした映画「エクス・マキナ」のトレーラーをみて、思い出したのが平井和正の初期作品「レオノーラ」と「アンドロイドお雪」です。 どちらもアンドロイドをテーマにしたサイバー・パンクとミステリーを融合させた傑作小説です。 「エク...