平井和正原作、桑田次郎作画の漫画「8マン」はアニメでは「エイトマン」として放映されました。
当時のアニメはモノクロで、1963年に放送が開始されています。
私は幼い頃、エイトマンの走る姿を真似ていた(と家族に聞いています)ので見ていたことは間違いないでしょう。
しかし、記憶に残っているのは再放送です。
それも、断片的だったので、いつかはDVDを手に入れて見てみたいと思い続けていました。
偶然にもスペシャルプライス版のDVDが発売され、ついに念願が叶ったのです。
エイトマン誕生のエピソード
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アニメを見て驚いたのは記憶との相違です。
コミックは何度も読み返したので、8マンのカッコよさは目に焼き付いています。
ところが、アニメ第1話のエイトマンはコミックほどかっこよくないし、今のアニメ技術になれてしまうと、とても見られたものではありません。
極端に言うと、紙芝居に効果音と台詞がついたような代物です。
記憶に残るアニメはもっと動いていたので、アニメも後半になるともっと動くのかもしれません。
違和感を感じつつも、見始めると、懐かしさがこみ上げてきて、夢中になってしまいました。
……
アニメの第1話は東八郎が死んでエイトマンが誕生するエピソードです。
東八郎が刑事だったことは、アニメを見るまでも無く、しっかり記憶に残っていました。
そこで疑問に思ったのは、コミックの8マン誕生のエピソードです。
コミックでも第1話で東八郎は死んでしまうのでしょうか?
コミックでの8マン誕生は回想シーンでしかない
アニメでは第1話がエイトマン誕生のエピソードでした。
しかし、コミックの第1話は「怪人ゲーレン」で、東八郎は既に探偵事務所を開いています。
では、コミックの8マン誕生はどこで描かれているのでしょうか?
コミックを読み進めていくと…
第3話「怪力ロボット007」で描かれていました。
このストーリーは8マンの敵役がギャングなどの不釣り合いなものではありません。
コミックではじめてスーパーロボット同士の闘いが描かれています。
さらに、重要なキャラクターであるデーモン博士もこのエピソードで登場しています。
……
その「怪力ロボット007」のエピソードにおいて、「8マンの誕生」は8マンの回想シーンとして語られていました。
私は8マンの誕生をしっかりと覚えていましたが、コミックでの誕生エピソードがどのような形で語られているのか記憶にありませんでした。
つまり、8マンの誕生はアニメの第1話の方が印象に残っていたみたいです。
このような発見は、まだまだ、たくさんありそうです。
DVDを見ることで、そんな発見が出来ることが楽しみになってきました。
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