Photo by Alatele fr
前回シルヴェスター・スタローンを取り上げたのはランボーの記事でした。(7月22日)
そこでもふれている今回のロッキーシリーズの新作の映像がついに公開されました。
ロッキーと言えば私に取って水戸黄門のような作品。
平凡な滑り出しから、奮起とトレーニングがあって、そして最期に満足感を手にする。
おきまりのストーリーです。
しかし、それがいい。
絶対観たい作品です。
シルヴェスター・スタローンの出世作となった ロッキー(ROCKY):1976年
シルヴェスター・スタローンが脚本・主演をつとめ、アカデミー賞・作品賞を獲得した記念すべき第1作です。
スタローンはそれまで、ポルノ男優をつとめていたというのですから、本当のアメリカンドリームを体現したことになります。
最初の作品ではエイドリアンとロッキーの関わりに重点がおかれ、アポロ・クリードとの試合は、エイドリアンがいなければ成立しませんでした。
結果は敗北してしまいますが、やりきった姿のロッキーに感動しました。
ロッキー2:1979年
この作品からシルヴェスター・スタローンは監督も務めます。
続編の興行収入はどうだったのでしょうか?
前のロッキーが衝撃だっただけに焼き直しの感がありました。
しかし、エイドリアンが倒れてしまったり出産を乗り越えた後のロッキーは再び燃え上がるのでした。
そしてついにアポロに勝つのです。
ロッキー3:1982年
再び監督・脚本・主演をつとめたスタローン。
恩師のミッキーの死が最も大きな出来事です。
若く荒々しい敵・グラバーに負けてしまったロッキーはアポロと共に再起を図ります。
ここでもエイドリアンの激がロッキーを奮い立たせ、再び勝利を飾るのでした。
ロッキー4/炎の友情:1986年
上映時間は短かったですが、興奮度の最も高い作品。
ロッキーの絶頂期です。
ソビエトの最強のアマチュアチャンピオン・ドラゴとの死闘を描きます。
前作で友情を深めたアポロがエキシビション・マッチでドラゴに殺されてしまいます。
そのリベンジ・マッチに挑むロッキーの敵地でのトレーニングが忘れられない作品。
山の頂上でドラゴと叫ぶシーンが鳥肌ものです。
サウンドトラックもお気に入りです。
「James Brown」の「Living In America」も入っています。
「John Cafferty & The Beaver Brown Band」の「Heart’s On Fire」もいい。
戦いを決意した後のシーンが浮かぶ「Robert Tepper」の「No Easy Way Out」が最高です。
さらに「Survivor」の「Burning Heart」や「Eye Of The Tiger」も収録されています。
もちろんロッキーの戦いやトレーニングのテーマも入っていますよ。
ロッキー5/最期のドラマ:1990年
このロッキーは何故作られたのか、よく分かりません。
ロッキーは資産をだまし取られて、無一文となり、フィラデルフィアで再出発します。
恩師のミッキーが残したジムでトレーナーとして暮らし始めたロッキーの元に訪れたトミー・ガンとの関わりとロッキーの息子との関わりが対比的に描かれます。
最期のストリート・ファイトは今までのロッキーとは違った興奮を覚えました。
ロッキー・ザ・ファイナル:2006年
もうロッキーが作られることはないと思っていたので、驚きでした。
スタローンが60歳の公開作品。
還暦間近でここまでやれることに、さらに驚きました。
しかし、ロッキー4の時の肉体はなく、すこしイタい感じもありました。
作品としては文句なしです。
最初のロッキーを彷彿とさせるストーリーとなっていて、ロッキーの集大成として文句なしです。
最近でもよく見る作品です。
クリード 〜チャンプを継ぐ男〜
ランボーの記事を書いていて、ロッキーの続編があるというニュースを目にしたとき、ロッキー・ザ・ファイナルを知った時より驚きました。
さすがにロッキー自体は闘うことはできませんが、今度はアポロの息子とトレーナーとしてタッグを組みます。
ロッキーはボクシングを汚さない唯一の作品と言われていました。
この作品も期待大です。
12月23日が待ち遠しいです。
ロッキーとミッキーのようですね。
楽しみです。
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