Photo by Oliver Ayala
「アントマン」はマーベル・コミックのキャラクターです。
映画化されたので観てきました。映画も最高でした。
アクションあり・笑いあり・涙ありの3拍子そろった快作です。
観て絶対そんしません。
アントマンは「特殊スーツで小さくなって蟻といっしょに戦うヒーロー」です。
アントマンを観て、懐かしいヒーローが頭に浮かびました。
※このページではネタバレはありませんので、安心して読んで下さいね。
光速エスパー
アントマンは特殊なスーツで小さくなれる設定ですが、これと同じ機能を持ったスーツを着たヒーローがいました。
それが「光速エスパー」です。
光速エスパーは幼い頃テレビで見ていました。
ジェット噴射で空を飛ぶスーツが記憶に残りました。
甦るヒーローライブラリー第3集 光速エスパー image by Amazon
しかし、テレビにも増して印象的だったのは原作コミックです。
光速エスパーの原作コミック(コミカライズ?)は二人の漫画家が描いています。
一人は「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」で有名な松本零士さんです。
もう一人はあさのりじさん。あさのりじさんのコミックは読んだことがありません。
高校生のころ、松本零士版の復刻コミックが雑誌に掲載されており、エスパーが小さくなるエピソードが描かれていました。
そのコミックが、幼い頃のテレビの光速エスパーよりも鮮明に記憶に焼き付いています。
今では松本零士さんのコミックを愛蔵しています。
そのコミックの「第2話東京火山化計画」でエスパーの強化服の機能が説明されていました。
光速エスパーの7つの力
①光速飛行
二機のL動力ロケットにより光速飛行が可能。(以下略)
②ミクロ能力
強化服にセットされた超特殊半導体TMDのはたらきとエスパー自身のくみあわせで、理論上は無限に身体を縮小できる。
③テレパシー
エスパー自身10メートル以内の者には、脳波によって、その心をよみとり、意志をつたえられるが、強化ヘルメットの助けによって、能力は増幅され、半径10キロメートルにおよぶ範囲内の人間や動物の考えを感知し、相手に自分の考えをつたえられる。(以下略)
④コピー能力
生命を持たない物体なら、まったく同じものを再生できる。
⑤残像視力
死者や気絶している人間の眼底を透視することにより、その人物が最期に見たものの映像を見ることができる。
⑥戦闘能力
手ぶくろにセットされたレーザーガン、ヘルメットにより発射するショック波銃。(以下略)
⑦防護スクリーン
もともと子供の安全を守るためにつくられた強化服であるため、ヘルメットをはじめ強化服全体が強力な防護スクリーンでおおわれている。(以下略)
出典:「第2話東京火山化計画」光速エスパー第1巻(松本零士)
もともとエスパーは異星人という設定なのですが、さらに上記のような機能を持った強化服を身につけることによって、超戦士となることができるのです。
アントマンのスーツは未来の戦争を変えるほどの発明のようですが、小さくなる以外にどんな機能が隠されているのか興味がありますね。
しかし、いくらすごいアントマンといえども光速エスパーにはかなわないと思います。
光速エスパーには「マグナムD」という大型ロボットも登場して、エスパーの危機を救います。
近未来ヒーローストーリーの元祖ともいえる作品ですね。
光速エスパーを映画化したらとても面白い作品になりそうです。
ミクロイドS
「ミクロイドS」は手塚治虫さんのコミックです。アニメ化もされていますが、私は見ていませんでした。
人間を祖先に持つ「ミクロイド」といわれる生命体と人類を侵略する進化した虫「ギドロン」との戦いを描いた作品です。(ミクロイドはもともとギドロンに奴隷として仕えるように作られた存在。昆虫のハネを持ってますので、昆虫とのキメラかもしれません。)
ストーリーはギドロンの巣から脱出した3人のミクロイド(ヤンマ・アゲハ・マメゾウ)と人間の少年(マナブ)の関わりを中心として描かれています。
昆虫の集団による人類への侵略は、映画「エクソシスト2」のイナゴの襲来にそっくりです。
「ミクロイドS」と「アントマン」とはあまり共通点がありませんが、小さなヒーローということで、ピンときた作品です。
仮面ライダー
「仮面ライダー」とは単純にスーツの見た目が似ていると思いました。
胸と腰のあたりが仮面ライダーに似ている印象だったのですが…
実際に1号と比べるとはあまり似ていませんね。
色は違いますが、ちょっと似ていませんか?
アントマン
以上の3つのヒーローを混ぜ合わせたらアントマンが出来上がりそうですね。
そう思いません?
最後に一言。
エンディングテーマ曲が終わる前に席を立ってはいけませんよ。
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