9月の積ん読です。
今月は買った小説が少なかったです。
永井豪さんや松本零士さんが、ご自分の創作を振り返るような書物を出されていたので、興味がわきました。
それに、江口寿史さんの懐かしい漫画「すすめ!!パイレーツ」も手に入れることが出来ました。
薬師寺涼子の事件簿 海から何かがやってくる:田中芳樹
小野不由美さんの小説のタイトルにも似たようなのがあった気がします。
田中芳樹さんのこのシリーズは楽しみなんですが、ずいぶん前から積ん読状態です。
速く読みたい小説の一つになっています。
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心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔:神永学
心霊探偵八雲は大好きな小説なのですが、完結間近になってANOTHER FILES等のサイドストーリーが出てきたせいで間延びしてしまっています。
このあたりは商業主義に走ったと誹られても何も言えない状況ですね。
おかげで好感度が70%ダウンしてしまいました。
心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 image by Amazon
松本零士 創作ノート:松本零士
「バクマン。」のような漫画家の自伝的なコミックが商業的に成立することが分かってから、漫画家は自分の創作活動を振り返ることが一般の興味を刺激することを知ってしまいました。
それ以来こうした本は増えているのではないかと思います。
とまれ、尊敬する創作者がその活動をオープンにすることは後世に種をまく大事な仕事だと思います。
松本零士さんの様な大作家のこうした本は一読する価値があります。
永井豪のヴィンテージ漫画館:永井豪
永井豪さんは松本零士さんと同じく、私が最も尊敬する作家のひとりです。
そうした方々の創作ノートは制作を生業とする私にとっても大変な参考になりました。
私の様なカタチから入る仕事をする人間にとっては、コンセプトの大事さや表現のありかたを学ぶことができる良書です。松本零士さんの本とあわせて良いタイミングで購入することが出来ました。
永井豪さんは「激マン!」という創作の舞台裏をコミック化した作品も発表されています。
「激マン!」も面白い作品です。
妖星伝:松本零士
半村良さんの原作を松本零士さんがコミック化したものです。
原作を読んでずいぶん経ちますので、間違っているかもしれませんが、このコミックは世界観を同じくする、異なる作品ですね。
松本零士さんの解釈がかなり投入されていいるように思います。
半村良さんの「妖星伝」は傑作です。
すすめ!!パイレーツ:江口寿史
「KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集」のページでも紹介しましたが、江口寿史さんのイラストが大好きです。
「すすめ!!パイレーツ」も大好きでした。
もう一度読みたくて買いました。
ヘドバン
この雑誌はBABYMETALの記事が読みたくて購入しました。
BABYMETALが何故か好きなんですよね。
まだ、記事を読んでませんが、面白そうです。
その他
その他にはコミックスを何作か買いました。
光永康則さんの「カコとニセ探偵③」や永井豪さんの「グレンダイザー ギガ②」、余湖裕輝さんの「真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍⑦」等です。
「グレンダイザー ギガ②」は完結作品です。
余湖裕輝さんのマジンガーは永井豪さんの作品を原作としていますが、全く新しい解釈の作品です。
リメイクに批判的な私ですが、余湖さんの活動は原作とは違った方向性を持った作品として、大歓迎です。
“真マジンガーZERO vs暗黒大将軍 7 image by Amazon
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オススメ
完本 妖星伝(1)鬼道の巻・外道の巻 (祥伝社文庫)
半村良さんの妖星伝は傑作です。3巻出ています。
激マン! 1 (ニチブンコミックス)
激マンはデビルマン編とマジンガー編があります。
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