11月28日、NHK杯フィギュア・フリースケーティングが開催されました。
この大会は歴史的な大会になりました。
羽生結弦選手が前人未踏の300点越え、それもはるかに越えた322.40という得点をあげて優勝を飾ったのです。
まさに異次元の演技。神業でした。
これで、また羽生選手のファンが増えますね。
ショートプログラムの結果は以下のページを参照して下さい。
羽生選手のフリースケーティング
圧巻の世界最高記録を作った羽生結弦選手の写真とコメントです(広)→ https://t.co/xOWhhK6kPz #NHK杯 pic.twitter.com/prxJKQh7K3
— 朝日新聞スポーツ (@asahi_sports) November 28, 2015
羽生選手は演技に入ると顔つきが変わります。
演技以外ではかなり柔和な印象なのですが、演技に入ると厳しい顔つきになります。
このフリーの演技中でもその表情は変わりませんでした。
しかし、演技が終わった瞬間はいつもと違いました。
羽生選手のジャンプ要素
羽生選手のフリーのジャンプ構成は以下の様になっています。
- 4サルコウ
- 4トウループ
- 3フリップ
- 4トウループ+3トウループ
- 3アクセル+2トウループ
- 3アクセル+1ループ+3サルコウ
- 3ループ
- 3ルッツ
6番目のコンビネーションジャンプは1ループを挟んでいるので、失敗したのかと、ドキッとしましたが、このような構成のようです。
いつもなら羽生選手の表情が崩れるまでに一呼吸あるのですが、今回は終わった瞬間、笑顔でした。
ガッツポーズも出ました。
そして結果は予想通り驚くべきものでした。
技術点:118.87、演技構成点:97.20
フリースケーティング:216.07
ショートプログラム:106.33
合計得点:322.40
これまで、最高得点だったのはパトリック・チャンの295.27でしたので、27ポイント以上もゲインしてしまいました。
もう、誰にも破られないでしょう。
宮原知子選手のフリースケーティング
宮原知子さんはおとなしい雰囲気なのですが、演技はすごかった。
ジャンプの回転が速いです。
安定したジャンプで自己ベストの200点越えを達成。
優勝をさらってしまいました。
宮原選手のジャンプ要素
- 3ルッツ+2トウループ+2ループ
- 3ループ
- 3フリップ
- 3ルッツ
- 2アクセル+3トウループ
- 3サルコウ
- 2アクセル+3トウループ
技術点:67.70、演技構成点:65.88
フリースケーティング:133.58
ショートプログラム:69.53
合計得点:203.11
浅田真央選手のフリースケーティング
浅田選手は失敗が目立ってしまいました。
難しいプログラムに挑戦しているだけに、1発目のトリプル・アクセルの失敗は後にひびいてしまうのでしょうか?
浅田選手のジャンプ要素
- 3アクセル(失敗、2アクセルに)
- 3フリップ+2ループ(3ループの予定)
- 3ルッツ
- 2アクセル+3トウループ
- 3サルコウ
- 3フリップ(失敗、3フリップ+2ループ+2ループの予定)
- 3ループ
技術点:54.43、演技構成点:60.06
フリースケーティング:120.49
ショートプログラム:62.50
合計得点:182.99
結果3位となりました。
少し残念でした。
まとめ
羽生選手は圧巻です。
選手として最高の時を迎えているようです。
宮原選手も浅田選手もNHK杯の結果で、グランプリファイナルに出場が決定しました。
まだまだ、これから良い結果を残してくれそうです。
3選手共に楽しみですね。
www.bluelady.jp
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