デヴィッド・ボウイ関連の書籍に絞って紹介したいと思います。
まだ、CROSSBEATが届いていないのが残念です。
その代わり、私がボウイ記事を書く際に参考にしている書籍もピックアップしておきます。
CDジャーナル 2016年2月号
CDジャーナル 2016年 02 月号 [雑誌] image by Amazon
デヴィッド・ボウイが亡くなって、最初に発売されたCD雑誌がこれです。
巻頭でデヴィッド・ボウイの「★」の特集を行っていますが、追悼記事に全面を差し替えるのは困難だったようで、追悼文は追記の形になっています。
しかし、「★」の制作に参加した以下の5人のミュージシャンの紹介は充実していました。
- ダニー・マッキャスリン
- ジェイソン・リンドナー
- ティム・ルフェーブル
- マーク・ジュリアナ
- ベン・モンダー
マーク・ジュリアナについては1ページインタビュー記事があります。
ボウイ特集は巻頭総5ページでした。
デヴィッド・ボウイの生涯:金原義明
デヴィッド・ボウイの生涯:金原義明 image by Amazon
この本はデヴィッド・ボウイの音楽活動の概略をおさえるのに適した本です。
電子書籍のみですが、紙の書籍で推定すると88ページに相当します。
すぐ読める分量なので、それも入門向けになっています。
デヴィッド・ボウイのことを知らなかった方に読んで欲しい内容でした。
以下の章立てになっています。
- はじめに
- 第一章 デヴィッド・ボウイの生涯
- 第二章 デヴィッド・ボウイの詞世界
- 第三章 デヴィッド・ボウイの音楽
- 第四章 デヴィッド・ボウイの方法
- 第五章 デヴィッド・ボウイのアルバム
- 付録 デヴィッド・ボウイの主な出演映画
- おわりに(ブラックスターを聴いて)
- 引用・参考文献
rockin’on 2016年 03月号
rockin’on (ロッキング・オン) 2016年 03月号 [雑誌] image by Amazon
この雑誌は出版されたばかりなので、きちんとデヴィッド・ボウイ追悼の内容になっています。
読み応えがあるのはボウイのインタビュー記事です。
2003年、2002年、1997年、1978年の4つのインタビューを読むと、その頃発表されたアルバムの実像が浮かび上がってきます。
なにより、ボウイがそこに存在するような気がしてうれしかったですね。
その後に以下の方々の追悼文が、見開きという十分な分量で掲載されていました。
- ボウイがNYで生んだ「魂の救済」の物語(中村明美)
- 果てなき変容の完結(大鷹俊一)
- 世代も国境も文化も越えた”異端者たちの守護神”ボウイ(児島由紀子)
- 『レッツ・ダンス』と『ジギー・スターダスト』ーーボウイは孤独をどう描いたのか?(高見展)
- 生も死も作品にした最初のロック・スター、デヴィッド・ボウイ(井上貴子)
【追悼緊急出版】CROSSBEAT Special Edition 増補改訂版 デヴィッド・ボウイ
【追悼緊急出版】CROSSBEAT Special Edition 増補改訂版 デヴィッド・ボウイ (シンコー・ミュージックMOOK) image by Amazon
現時点(2月4日)ではまだ発売されていない、この雑誌は「増補改訂版」となっていますので、後述の「CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ」をさらに充実させたものになると思います。
発売が待ち遠しい1冊です。
当ブログのボウイ記事参考資料について
「★」が発売される前に当ブログではデヴィッド・ボウイの全てのスタジオ・アルバムの記事を起こしました。
その際に参考にした資料をここで紹介しておきます。
デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス
デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス image by Amazon
このパオロ・ヒューイットの本が私は一番好きです。
私は「デヴィッド・ボウイ・イズ」を買いそびれましたので、次に選ぶボウイ書籍なら、これになると思います。
各アルバム制作時の年表、エピソード、インタビューだけでなく、ジャケットのアートワークやボウイの芸術感等のコラムも充実しています。
総400ページにおよび、カラー写真もふんだんに掲載されています。
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ (シンコー・ミュージックMOOK)
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ (シンコー・ミュージックMOOK) image by Amazon
この雑誌は「ザ・ネクスト・デイ」発売当時、デヴィッドボウイを知るためのベスト・チョイスの一つでした。
以下の5章構成になっています。
- 生い立ちから現在まで:HISTORY
- アルバム・映像・本:DISCOGRAPHY
- 来日公演全記録:LIVE IN JAPAN
- デヴィッド・ボウイの素顔:SOUND+VISION
- デヴィッド・ボウイの関わって来た人たち:WHO’S WHO
「ザ・ネクスト・デイ」発売時の雑誌ですので、「ザ・ネクスト・デイ」の紹介も充実しています。
ただし、前述した「【追悼緊急出版】CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ」が出版されれば、そちらにとって代わられる内容だと思います。
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ1969-1973
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1969-1973 (シンコー・ミュージックMOOK) image by Amazon
「Five Years 1969」が発売された際にこの本も買いました。
「ザ・ネクスト・デイ」発売以降の状況を追記し、「CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ」を1969-1973の5年間に絞り込んだような内容になっています。
全曲解説シリーズ(7)デヴィッドボウイ
全曲解説シリーズ(7) デヴィッドボウイ image by Amazon
デヴィッド・バックレーによる、デヴィッド・ボウイの全アルバム・全曲の解説集です。
デヴィッド・バックレーの評に少し偏りがあるようにも感じられますが、全ての曲が解説されているという点で他の雑誌を凌駕しています。
デヴィッド・ボウイ(文藝別冊/KAWADE夢ムック)
デヴィッド・ボウイ (文藝別冊/KAWADE夢ムック) image by Amazon
史上最も美しいマグショットとなった、有名な写真の表紙がいいです。
シンコーミュージック系以外の雑誌を参考にしたくて購入しました。
ボウイの総特集として必要かつ十分な内容です。
デヴィッド・ボウイ(地球音楽ライブラリー)
デヴィッド・ボウイ (地球音楽ライブラリー) image by Amazon
デヴィッド・ボウイのディスコグラフィが充実したハンド・ブックとして重宝しています。
ちょっと調べたいというだけで無く、デヴィッド・ボウイの全てをおさえることができます。
© bluelady.jp
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【追悼緊急出版】CROSSBEAT Special Edition 増補改訂版 デヴィッド・ボウイ (シンコー・ミュージックMOOK)
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