2011年に柄にもなくリヒャルト・ワーグナーにはまりました。
何枚かアルバムを買い込んで聴いていました。
ワーグナーは情熱的で、劇的で、壮大です。
とても好きなのですが、クラシック音楽をそれほど聴いたことがありません。
どのように楽しむかも、本当のところ分かりません。
このページでは私が買ったワーグナーのアルバムを紹介しますが、本当はワーグナーのことをよく知らないので教えて欲しいです。
ワーグナーのファンの方がいらっしゃいましたら、是非書き込みをお願いいたします。
クラシック全般のことでもOKです。
ワーグナー:管弦楽曲集(フルトヴェングラー)
最初に買ったワーグナーはフルトヴェングラーの管弦楽集でした。
私はクラシックといえば「ベスト・クラシック100」くらいしか聴いたことがなく、こういった楽曲集は初めてでした。
クラシックも悪くないと思いました。
この中では「マイスタージンガー」と「ワルキューレの騎行」は聴く前から知っていました。超有名ですので…当たり前ですね。
- 「タンホイザー」 序曲
- 「さまよえるオランダ人」 序曲
- 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 より 第1幕への前奏曲
- 「神々の黄昏」 より ジークフリートの葬送行進曲
- 「ローエングリン」 第1幕への前奏曲
- 「トリスタンとイゾルデ」 より 第1幕への前奏曲
- 「トリスタンとイゾルデ」 より イゾルデの愛の死
- 「ワルキューレ」 より ワルキューレの騎行
ワーグナー:名演集(クナッパーツブッシュ)
このアルバムは「神々のたそがれ」にひかれて購入しました。
私の好きな松本零士さんがワグネリアンで「キャプテン・ハーロック」のタイトルで覚えていました。「ワルキューレ」とか「ヴォータン」とかも松本さんの作品でおなじみでした。
- <神々の黄昏> 夜明けとジークフリートのラインへの旅(序幕)
- <神々の黄昏> ジークフリートの葬送行進曲
- 舞台神聖祝典劇<パルジファル> クンドリの語り「幼な子のあなたが母の胸に」(第2幕)
- <ヴァルキューレ> ヴォータンの告別「さようなら、勇ましいわが子」-魔の炎の音楽(第3幕)
- <トリスタンとイゾルデ> 第1幕への前奏曲
- <トリスタンとイゾルデ> イゾルデの愛の死「優しくかすかな彼のほほえみ」(第3幕)
ワーグナー:<ニーベルングの指環>管弦楽曲集(ショルティ)
ワーグナー:<ニーベルングの指環>管弦楽曲集 image by Amazon
もうこれは完全に松本さんの影響です。
「ニーベルングの指輪」をどうしても聴いてみたかったのです。
- ヴァルキューレの騎行[楽劇<ヴァルキューレ>から]
- ヴァルハラ城への神々の入城[楽劇<ラインの黄金>から]
- ヴォータンの告別と魔の炎の音楽[楽劇<ヴァルキューレ>から]
- 森のささやき[楽劇<ジークフリート≫から]
- ジークフリートの葬送行進曲[楽劇<神々の黄昏≫から]
- フィナーレ[楽劇<神々の黄昏≫から]
ワルキューレの騎行~ワーグナー:管弦楽名曲集(メータ)
ワルキューレの騎行~ワーグナー:管弦楽名曲集 image by Amazon
「ワルキューレの騎行」に完全にイカレてしまって購入した一枚。
このような壮大な曲には出会ったことがありません。
このアルバムの「ワルキューレ」は素晴らしいオペラです。
- <ニュルンベルグのマイスタージンガー>第1幕への前奏曲
- <さまよえるオランダ人>序曲
- <タンホイザー>序曲
- <ローエングリン>第1幕への前奏曲
- <パルシファル>第1幕への前奏曲
- <ワルキューレ>ワルキューレの騎行
ワーグナー:「ニーベルンクの指環」ハイライト(セル)
ワーグナー : ニーベルングの指環 (ハイライト) image by Amazon
もうこのジャケットがかっこよすぎでしょう。
完全にジャケ買いです。
- ワルハラ城への神々の入場(「ラインの黄金」より)
- ワルキューレの騎行(「ワルキューレ」より)
- 魔の炎の音楽(「ワルキューレ」より)
- 森のささやき(「ジークフリート」より)
- 夜明けとジークフリートのラインへの旅(「神々の黄昏」より)
- ジークフリートの葬送行進曲と終曲(「神々の黄昏」より)
ワーグナー:ベスト・オブ・ベスト
ワーグナー:ベスト・オブ・ベスト image by Amazon
ワーグナーのベストということで買ってみました。
2枚組です。
CD1では「リエンツィ」序曲をはじめて聴きました。
CD2はオペラ集になっています。
CD1
- 歌劇「リエンツィ」序曲
- 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
- 歌劇「タンホイザー」第2幕から大行進曲
- 歌劇「ローエングリン」から第3幕への前奏曲
- 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第1幕への前奏曲
- 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から第1幕への前奏曲
- 楽劇「ワルキューレ」からワルキューレの騎行
- 楽劇「神々の黄昏」からジークフリートの葬送行進曲
- 舞台神聖祝典劇「パルシファル」から聖金曜日の音楽
CD2
- 歌劇「タンホイザー」第3幕から巡礼の合唱
- 歌劇「タンホイザー」第3幕から夕星の歌
- 歌劇「ローエングリン」第3幕から婚礼の合唱
- 歌劇「ローエングリン」第3幕から《はるか彼方の国へ》
- 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕からイゾルデの愛の死
- 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から《朝はばら色に輝き》
- 楽劇「ラインの黄金」第4場〈ヴァルハラ城への神々の入場〉から1
- 楽劇「ラインの黄金」第4場〈ヴァルハラ城への神々の入場〉から2
- 楽劇「ワルキューレ」から〈冬の嵐は去り〉
- 楽劇「ジークフリート」第2幕から〈森のささやき〉
- 楽劇「神々の黄昏」第3幕から〈ブリュンヒルデの自己犠牲〉
- 舞台神聖祝典劇「パルシファル」第3幕から〈ただ一つの武器だけが〉
- 「ヴェーゼンドンクの5つの歌」から第5曲〈夢〉
…
「ベスト・オブ・ベスト」以外はどれも同じような曲しか入っていませんでした。
「パルジファル」のボックスセットを買おうかどうしようか迷いましたが、手が出ませんでした。
最近知ったことは、ヒトラーもワグネリアンだったことぐらい。
ワーグナーに興味があるのですが、何を聴いたらいいのか分かりません。
教えて頂けると助かります。
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ワーグナー : ニーベルングの指環 (ハイライト)
ジャケ買いするなら、これです。
※Amazonにリンクします。
コメント
ワーグナー:「ニーベルンクの指環」ハイライトのジャケ、すんごく好みです!欲しい笑
僕も、Linさんと似たような感じでバッハが好きです。でも、何聴いていいかよく分かりません。テキトーに聴いて、いいな〜と思ってます。
カラアゲボーイさん、ワーグナーのページにようこそ。
ワグネリアンは結構有名な人におおいのですよ。(私は関係ありませんが…)
アドルフ・ヒトラーもワグネリアンだったといわれています。
あの劇的なまでの抑揚が精神を高揚させてくれます。
ワーグナーを聴くと仕事がはかどります。
ニーベルングの指輪は松本零士が材をとってコミック化しています。
松本零士もワグネリアンなんですね。
「ニーベルンクの指環」はジャケ買いです。
いつかパルジファルもほしいです。
純粋に音楽だけをCDで「聴く」のも素晴らしいですが、やはりDVDで壮大なオペラ(楽劇)を「観る」と、また別の感動がありますよ。先ずは、手始めに、「ニュルンベルグのマイスタージンガー」当たりがお勧めです。ワーグナー唯一の喜劇で、約4時間半という長さを感じさせないように物語が進み、見終わった後は、とてもハッピーな気持ちになります。輸入盤だと3000円ほどで買えます。中には、日本語字幕入りの物もあります。
chiさん、ありがとうございます。
ワグナーでDVDはいままで考えたことありませんでした。
ためにし映像も観てみます。
それから、「ワルキューレの騎行」、これも歌が入っているほうが、断然迫力が違います。ユーチューブで検索すれば、かなりアップされていますよ。一度覗いてみたら面白いと思います。
chiさん、ありがとうございます。
「ワルキューレの騎行」は大好きです。
私は「パルジファル」がすごいと、どこかで聞いて音源を探そうとしたことがあったのですが、けっこうなお値段であきらめました。
「パルジファル」、ワーグナー最後の神聖劇ですね。残念ですが、これはまだ未聴です。何か宗教的で、一番最後に聴こうと思っています。
ワーグナーに関しては、平凡社新書から出ている、「ワーグナーのすべて」に詳しく解説されています。
chiさん、ありがとうございます。
平凡社新書の「ワーグナーのすべて」ですね。
チェックしてみます。
なるべく箇条書きで。ヒトラーはワーグナーの全曲、全セリフを総て憶えていて若い頃から興が乗ると口笛や声で歌っていたそうです。
特に20歳前後は当時1幕、2幕のみのオペラ上演があってそれでもアパートの門限が近づくと友人のチェコ人クビチェクと終わりかけくらいでよくダッシュしてかえったそうです。(ドイツの安い集合住宅では今も門限のある所があるらしい)
ワーグナーの場合の歌劇と楽劇の違いは(例えば”親方歌手”は短めの喜歌劇なのになぜか、より本格的っぽくも聞こえる”楽劇”)楽劇はより音楽に特化している、と言う事でよい様です。
イスラエルでは何度も実現寸前まで行くのですが今だに国内での公開のワーグナー演奏は現実化されません。ヒトラーが熱狂的ワグネリアンだったし収容所によっては時間の区切りによく使われたからです。特にリエンチ序曲など。
ワーグナーとブリティッシュロックのクイーンの類似を指摘する人がいます。高揚感即ちアッパー系なところ、荘厳さ、ドラマティックさ、ファンの熱狂度など。
ワグネリアンとは言うけれど他にクラシックの作曲家をそのように称することはまれてす。これはワーグナーの音楽が人を根こそぎ持っていってしまう陶酔性、圧倒性においてずば抜けているからだ!といわれます。
ワーグナーの死去時に熱狂的な支持者でパトロンであったルートウィヒ2世は”遺体は私の物だ!”と叫んだそうです。
その6年後に生まれたヒトラーもまたワーグナー家を熱心に支援し、後にウィニフレッドワーグナーは”もし今あの方がそのドアの外に立っていたら私は喜んで、さあ!お入りになって!と迎え入れます。”と、戦後に、世間の反発の中で敢えて発言しています。
ニーチェがワグネリアンとして急接近したのに後に離れたのはワーグナーが何時まで経ってもニーチェの様にはキリスト教反対!になってくれなかったから、という説とワーグナーの半生記の執筆を任されたが夫婦から渡された資料が嘘だらけで呆れ返ったからだと言う説があって、はっきりしません。両方でしょうね。
当時のドイツではワーグナー派とブラームス派の2つに大きく分かれて論争、敵対し”音楽が好きだ”とでも言おうものならすぐに、どっちなんだ?と、専門家から一般人まで問いただされたそうです。
現代の指揮法も、もとを正せばその2人のやり方に大きく2つに分かれるそうです。
ワーグナーはベートーヴェンに憧れ続けた一方でモーツァルトの音楽については”ホテルの食堂で朝、忙しく立ち働く給仕たちが起こす振動でテーブルの皿やカップがカタカタと音を立てる、それ以上の物とは感じられない”と言っています。
ワーグナーはフォロワー、ときにエピゴーネンとも言われるブルックナーについて”認めていた”とも、”バカにしていた”とも言われてはっきりしません。最近の日本では認めていたと多く言われますが、30年ほど前までは”馬鹿にしていた”説が優勢でした。
聞いてみるとなるほどそっくりで、全く同じにならぬように、ああいまのところ急カーブ切って変えてるワ、とか分かります。
まひろさん、詳しい書き込みありがとうございます。
勉強になります。
どういたしまして。私もDボウイーはステージから聴き始めて(もっと古いファンにはマッチョと言う事で、評判の悪い時代のライブテイクらしいですが私は大好きなんです)大好きで高校、大学の軽音で歌ったりもしたので、’83のヨコハマ、シリアスムーンライトも行きましたし、マドンナはイマイチだけどSローパーにも関心はあるし、昔はF1にも凝ったから、承認結果をドキドキしながら待っておりました。本籍はクイーンなのですが。
クラシックはワーグナーから入って35年くらいになりますが音楽の理屈も解らないし、凝り固まった?クラシックファンとかではありませんので、また、Dボウイー談義でも出来たらいいなー思っております。ありがとうございました。
トコロで、ウェブサイトというところ、何を書けば良いのでしょうか?分からなくて(笑)
まひろさん、是非、デヴィッド・ボウイで盛り上がりたいです。
クイーンも好きです。(あまり詳しくないですけど…かみさんの方が詳しいかも)
このゴールデン・ウイークは仕事が立て込んでいて、ブログを書くのも休みがちです。
とほほ…
大変ですね。休みやすみ?また、お話出来たら良いですね!83ヨコハマ行けるまでの騒動とか当時世間ではボウイさんバカウケでしたから、で、ワタシと友人の笑い話なども少しはあります。
トコロでウェブサイトって……(笑)
ではまた近いうちに!
まひろさん、「ウェブサイト」についてはどのようにおこたえしていいものやら…
実は私の仕事は企業の「ウェブサイト」制作で、今、大変な状況なのもそのせいです。
私のブログは書きたいことを書いているだけなのですが、仕事だと取材やら撮影やらで大変なことになってます。