書籍の電子化・自炊のはじめ方
【PR】本ページはプロモーションが含まれています。

ChainLP設定サンプル:Kobo Aura H2o

ChainLPを使う

 

Kobo Aura H2oは1080×1430pixの高解像度を持つ電子書籍専用端末です。
高解像度、6.8インチの大画面、E Ink Cartaの高コントラストが特徴。Micro SDも増設可能で、自炊用の電子書籍端末としてはベストチョイスだと思います。
文庫や新刊書のみならず2段組の新書も読めます。特筆すべきは文庫は実物大の大きさで読めるということです。
出力はcbz形式にしますが、koboの場合右とじになりません。違和感がある場合はkobo自体の設定で右とじと同様の操作が可能となっています。
ただ、欠点もあるのですがそれはまたの機会と言うことで、私のChainLPの設定を紹介します。

数回の記事に渡って、設定サンプルをまとめておきます。(備忘録的)
※こちらの記事はあくまで私の設定ですので、絶対ではありません。記事をもとに自分にあった設定を発見してください。

(追記)Kobo Aura H2oの公称解像度は1080×1430pixですが、実際のドットバイドットは1080×1429pixです。

このページで「1080×1430」とある部分は「1080×1429」に読み替えてください。

スポンサーリンク

Kobo Aura H2o 文庫本設定

kobo Aura H2oは文庫本をほぼ等倍の大きさで表示可能です。そのため原稿の余白除去と出力時の余白のバランスはユーザーの好みに負うところが大きくなります。
私の場合は端末の余白があった方が良かったので上下30pixの余白設定を行っています。

kobo-aura-h2o-余白設定

Kobo Aura H2oの文字は少々薄く感じるので、レベル調整を高めの数値にしています。

kobo-aura-h2o-画像設定

除去リミット低めで、文庫の原稿の印象をそのままkoboで再現するため、章タイトルの除去やノンブルの転送は行いません。
Kobo Aura H2oならではの設定だと思います。

kobo-aura-h2o-ページ補正設定

解像度1080×1430pixのcbz形式で出力します。

kobo-aura-h2o-操作パネル

スポンサーリンク

Kobo Aura H2o 新刊(ノンブル下)設定

新刊ハードカバーもKobo Aura H2oなら問題ありません。
少し文字は小さくなりますが、ノンブル等もそのままの位置で再現します。
ただし、少しでも縮小率を下げるために下のノンブルをkoboの下の淵にくっつけるようにレイアウトします。

kobo-aura-h2o-余白設定

ノンブルの転送は行いません。

kobo-aura-h2o-画像補正設定

解像度1080×1430pixのcbz形式で出力します。

kobo-aura-h2o-操作パネル

スポンサーリンク

Kobo Aura H2o 新書設定

新書の場合も文字が少し小さくなります。新刊書より小さくなりますので、ノンブルは再配置します。
ノンブルが左右の淵にくっついてしまわないように、余白を5pixel取っています。

kobo-aura-h2o-余白設定

ノンブルは下の左右に設置します。
上に章タイトルがある場合は除去しますので空白があることを考慮して300pixにします。

kobo-aura-h2o-ページ補正設定

解像度1080×1430pixのcbz形式で出力します。

kobo-aura-h2o-制御パネル

Kobo Aura H2o コミックス設定

コミックスの場合は極力いっぱいまで大きく再現できるように余白は初期値にします。

ChainLPトリミング&余白設定

除去リミットも初期値に戻します。コミック解析で、ヘッダもノンブルも除去してしまいます。

ChainLP_comic解析

解像度1080×1430pixのcbz形式で出力します。

kobo-aura-h2o-操作パネル

※コミックのノンブルが上手く取れない場合はeTilTranをお試し下さい。
※原稿によってはeTilTranでもノンブルが取れない場合があります。その際はPhotoshop等の画像ソフトで個別に取っています。

CBZ形式をKoboに最適化する

CBZ形式のデータをEPUBにすればKoboはさらに使い勝手のいい電子書籍端末になります。

以下の記事を参照してください。

楽天kobo対応の電子書籍の作り方(CBZをEPUBに変換する無料ソフトを紹介:AozoraEpub3、RcKepub)
電子書籍が一般化して、KindleやKoboといった電子書籍リーダーも使い勝手がよくなってきました。 しかし実際に、それらのE Ink端末が一般的に使われているのかは疑問が残ります。 と言うのもコミックならばタブレットの方が読みやすいからで...

© bluelady.jp


コメント

タイトルとURLをコピーしました