ブライアン・イーノ(Brian Eno)のアルバム「THE SHIP」が到着しました。
今回はブックレットのすばらしさも知っていただきたいので、自前の写真を掲載します。
……
このアルバムはデヴィッド・ボウイに捧げたアルバムと言われています。
全体の音の雰囲気からそれを象徴するものを見つけることはできませんでしたが、このアルバムのエンドクレジットには「to dawn」と記されています。
これがデヴィッド・ボウイのことのようです。
参照 ブライアン・イーノ、本日発売の新作をデヴィッド・ボウイに捧げていたことが明らかに(NME Japan)
豪華ブックレット仕様のジャケットはデヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト 30周年盤」よりすごい
私が購入したのはAmazon.jp限定盤です。
以下、Amazonのページにリンクします。
仕様から分かるようにSHM-CDで特殊パッケージ、ボーナストラック収録が特徴です。
アマゾンの画像では分かりづらいので、写真をアップしておきます。
上の写真のように、ブックレット仕様になっていて、デヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト 30周年記念盤」に似た作りになっています。
特徴は背の黒い部分が布になっていて、より高級感を醸し出していることです。
さらに、Amazon.jp限定なので、樹脂製のしおりが付いていました。
ジャケットだけでも欲しくなるアルバムです。
The Ship
タイトル曲の21分以上の大作「The Ship」は既に公開されています。
「The Ship」というタイトルが付いていますが、どちらかというと「Space Ship」に近いイメージの曲になっています。
このアルバムにはブライアン・イーノのボーカルがほどよくフィーチャーされています。
アンビエントが苦手な方にも聴きやすいのではないでしょうか?
私の場合、ブライアン・イーノの声は苦手なのですが、今回のボーカルには親和性を感じました。
Fickle Sun (iii) I’m Set Free
ブライアン・イーノはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I’m Set Free」のカバーが収録されています。
残念ながら原曲を聴いたことがありませんが、「The Velvet Underground & Nico」の楽曲から想像すると、いい感じのカバーになっているのではないかと思えます。
ブライアン・イーノでは珍しいボーカル・アルバムならではの楽曲です。
Away
日本版のみボーナス・トラック「Away」が収録されています。
しかし、スリーブ・ケースには記載されていません。
カバーの日本語リーフレットに記載されているのみです。
↑ ブックレットになっているケースの裏面
ボーナス・トラックもボーカル曲です。
ブライアン・イーノの低音に無理を感じますが、おもしろい曲です。
購入するなら日本版をおすすめします。
……
アルバム「THE SHIP」はブライアン・イーノのボーカル・アルバムといっても差し支えありません。
しかし、全体を通してアンビエントな雰囲気にマッチしています。
このバランスは他のアルバムでは聴けないと思います。
是非、全体をとおして聴いてみて下さい。
デヴィッド・ボウイに捧げられたアルバムということで、ボウイファンにもおすすめです。
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