最近、平井和正の電子書籍の発表が相次いでいます。
しかし、本当に代表作と言えるものばかりです。
私としては一般的に手に入りにくいと思われる初期作品も電子書籍として出版して欲しいと願っているのですが、遅々として進みません。
電子書籍のいいところは在庫切れがないことです。
平井和正の初期作品も在庫を気にせずマイペースで読めるときが来ることを願ってやみません。
最近の平井和正の電子書籍
最近と言うには古いものもありますが、表紙イラストが今までの文字組だけの画一化したものから書籍らしい表紙にリメイクされたのは好感が持てます。
今でも平井和正の作品がたくさん残っているような気がしてうれしいですね。
それらの作品をピックアップしてみますと…
アダルト・ウルフガイ・シリーズ 人狼天使「第Ⅲ部 魔王の使者」
人狼天使(3) アダルト・ウルフガイ・シリーズ (NON NOVEL) image by Amazon
ボヘミアンガラス・ストリート 第9部 さよならが言えない
ボヘミアンガラス・ストリート 第9部 さよならが言えない image by Amazon
幻魔大戦deep 8
新幻魔大戦
幻魔大戦
幻魔大戦 20 光芒の宇宙<幻魔大戦> (角川文庫) image by Amazon
これだけ並ぶとあたかも書店に平井和正の書籍が並んでいるかのようですね。
どれも完結作品です。
不満が残る真幻魔大戦の電子化
上記の電子書籍は一気に発表されたのですが、同時期に発表されながら続刊が出ないイライラするシリーズもあります。
それが真幻魔大戦です。
真幻魔大戦1 超意識との邂逅 image by Amazon
真幻魔大戦はまだ1巻しか発表されていません。
新幻魔大戦や幻魔大戦との並行世界のストーリーにしては出版が遅すぎると思いませんか?
この作品が出ていないと幻魔大戦ワールドの楽しみが半減します。
出版スピードが上がることを期待してます。
初期作品はいつになったら出るのやら
ABDUCTIONシリーズやBLUEシリーズの電子化も待たれますが、私が切望するのは平井和正の初期短編集、初期長編の電子化です。
「幻魔大戦」は知っていても「アンドロイドお雪」「メガロポリスの虎」や「悪霊の女王」を知らない方が多いのではないでしょうか?
それに、商業誌デビュー作品の「レオノーラ」(「悪夢のかたち」収録)を読んだことがない方もいると思います。
これらの初期作品は平井和正の原点の作品なので、早く電子化して若い読者にも平井和正のすばらしさを知らせてほしいと思ってます。
それに「8マン」の電子書籍化も待たれますね。
大判の書籍では読めますが、電子書籍でどこにいても手軽に読みたいと思います。
ピックアップしはじめたら、切りがないほどの傑作作品が埋もれたままになっています。
平井和正の電子書籍の充実を期待してます。
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