書籍の電子化・自炊のはじめ方
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デヴィッド・ボウイ ベスト・ソングズ10(No.04:カバー曲・キャリア前期)

デヴィッド・ボウイの世界

cover2

デヴィッド・ボウイはカバー曲ばかりを集めたアルバム「Pin Ups」をリリースしています。
このアルバム自体好きなのですが、全曲選んでしまうと、他の曲がピックアップ出来ないので、このアルバムからはシングルを含めて2曲のみとしました。

今回のピックアップ曲は好きな曲ばかりではなく、ボウイのキャリアで重要だと思えるものも含めました。

……

このページの記事は8月の初旬に書き上がっていたのですが、アップするタイミングを逸しました。

前回の記事は以下をご参照下さい。

デヴィッド・ボウイ ベスト・ソングズ10(No.03:カバー曲・キャリア後期)
デヴィッド・ボウイは数々のカバー曲をスタジオ・アルバムに収めてきました。 複数のカバー曲が収録されているアルバムもあります。 それらのカバー曲は埋め合わせとして収録されたものではありません。 デヴィッド・ボウイが昔から好きだったものや、オリ...
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Dancing In The Street

Dancing In The Street (2002 Digital Remaster)

シングル:Dancing In The Streetより


マーサ&ザ・ヴァンデラスの曲。

ミック・ジャガーとのデュエットで大ヒットしたこの曲もカバー曲でした。
ミック・ジャガーとの共作かと思っていたのですが、違いました。

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Alabama Song

スケアリー・モンスターズ

アルバム:Scary Monsters (And Super Creeps) [Ryko]より ※写真はRyko盤ではありません。


ベルトルト・ブレヒトの作詞で、ロッテ・レニア&スリー・アドミラルスの曲。

コミカルなタッチの曲でボウイのピエロの衣装に似合いそうです。
アルバム「スケアリー・モンスターズ」にはトム・ヴァーラインの「Kingdom come」も収録されています。

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Wild Is The Wind

ステイション・トゥ・ステイション

アルバム:Station To Stationより


ジョニー・マティスが映画「野生の息吹き」のためにレコーディングした曲。

アルバム同様、デヴィッド・ボウイのカバー曲の中では傑作中の傑作です。

Across The Universe

ヤング・アメリカン

アルバム:Young Americansより


ビートルズの曲。

ビートルズの原曲に比べるとボーカルが大げさすぎる気がします。
この曲のカバーによって、ジョン・レノンとの共作曲「Fame」へ繋がり、その曲がアメリカNo.1ヒットになったという意味において、大変重要な曲となりました。

Port of Amsterdam

ピンナップス<2015リマスター>

アルバム:Pin Ups [Ryko]より ※写真はRyko盤ではありません。


ジャック・ブレルの曲。

デヴィッド・ボウイ前期のカバー曲の中で最も好きな曲です。
この曲はアルバム「Pin Ups」から唯一発表されたシングル「Sorrow」のB面曲です。

Sorrow

ピンナップス<2015リマスター>

アルバム:Pin Upsより


マージーズの曲。

デヴィッド・ボウイのバージョンの方が感情が乗っています。
マージーズの原曲はなぜか、楽しそうに聴こえてしまうのですが、私だけでしょうか?

Lets Spend The Night Together

アラジン・セイン<2013リマスター>

アルバム:Aladdin Saneより


ローリング・ストーンズの曲。

アルバム「Aladdin Sane」の中でも秀でた曲で、デヴィッド・ボウイのライブでも、この曲は呼び物になりました。

ストーンズには申し訳ありませんが、デヴィッド・ボウイのバージョンの方が数段上です。

White Light/White Heat

ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー

アルバム:Ziggy Stardust And The Spiders From Mars: The Motion Picture Soundtrack より


ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲。

ライブでは有名な曲ですが、公式リリースされたアルバムにはあまり収録されていません。「ジギー・スターダスト・モーションピクチャー」と「ボウイ・アット・ザ・ビーブ」ぐらいではないでしょうか?

It Ain’t Easy

ジギー・スターダスト

アルバム:The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Marsより


ロン・デイヴィーズの曲。

デヴィッド・ボウイの歴史的なアルバムの中で、唯一のカバー曲です。
この曲を入れるぐらいだったら、「Shadowman」を入れて欲しかったと思います。
これほどのアルバムに、なぜ入っているのか分からないカバー曲です。

Fill Your Heart

ハンキー・ドリー<2015リマスター>

アルバム:Hunky Doryより


ビフ・ローズの曲。

原曲の方が少しスローな感じです。
しかし、ボウイはわりと原曲に忠実にカバーしています。

ここでも書いておきましょう。
この曲を入れるぐらいだったら、「Shadowman」を入れて欲しかった!

最後に

前回の記事とあわせ、こうしてデヴィッド・ボウイのカバー曲をキャリアを通して見ていくと、さらに絞り込むことができます。

私の好きなカバー曲は以下の8曲になりました。

  • Try Some, Buy Some
  • Pablo Picasso
  • Took a Trip On a Gemini Spaceship
  • I’ve Been Waiting For You
  • Cactus
  • Wild Is The Wind
  • Port of Amsterdam
  • Sorrow

順位をつけようか迷いましたが、どれも好きな曲なのでやめておきます。

……

皆さんはいかがでしょうか?

© bluelady.jp


コメント

  1. aladdindogs より:

    BOWIEファンからは、非難ごうごうの「BOWIE LEGACY」。
    BOWIE未体験の人向きだと思いますが、「NHC」でも充分ではないでしょうか。
    何が何でも「スペオペ」から「★」までからチョイスしたかったのか、はたまた商魂なのか、どっちにしても買いません。

    • Lin Lin より:

      aladdindogsさん、ありがとうございます。
      ボウイ亡き後、ベスト盤がでると複雑ですね。
      手放しには喜べません。
      でも、私は買うと思います。
      それも、ファンのさがかと…

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