Photo by U2start
私が洋楽をメインに聴くようになったのは1999年ごろなので、もう2度目の転職を経験した後でした。フリーになる3年ほど前のことです。
邦楽から洋楽へ舵を切ることになったのはスティングとU2のベストアルバムを聴いたからです。
スティングは「Fields Of Gold: The Best Of Sting 1984-1994」、U2は「U2 The Best Of 1980-1990」を何度も聴いていました。
スティングもU2もそれまでに数々のアルバムをリリースしていて、上記のコンピレーションは素晴らしいものでした。
スティングの場合「Brand New Day」という「Fields Of Gold: The Best Of Sting 1984-1994」を越えるスタジオアルバムをリリースしてくれましたが、U2については、今でも「U2 The Best Of 1980-1990」が最高なのでは…と思っています。
U2 The Best Of 1980-1990
ザ・ベスト・オブ U2 1980-1990 image by Amazon
このアルバムこそU2のベストアルバムではないでしょうか?
このアルバムを聴いてしまったら、他のU2のアルバムは物足りなく感じてしまいます。
最初の曲「Pride (In The Name Of Love)」はU2のテーマ曲といえます。
The Unforgettable Fire
Unforgettable Fire image by Amazon
「U2 The Best Of 1980-1990」を知ってからそれ以前のアルバムを2枚聴きました。
その1枚がこれです。
このアルバムに「Pride (In The Name Of Love)」が収録されています。
Joshua Tree
このアルバムにはプロデューサーとしてブライアン・イーノの名前があり、ボウイファンとしても必聴盤です。
「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」や「With Or Without You」もU2の代表曲です。
All That You Can’t Leave Behind
オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド image by Amazon
「All That You Can’t Leave Behind」は私がU2を意識して、はじめて新作として発表されたアルバムです。
これはよく聴きました。
U2 The Best of 1990-2000
このベストアルバムは「U2 The Best Of 1980-1990」に続くアルバムです。
2つのベストアルバム共に2枚組のデラックス・エディションがあります。
このベストを聴いてU2は決定的にクオリティダウンしているという気持ちになってしまいました。
「U2 The Best Of 1980-1990」が良すぎるのですね。
How To Dismantle An Atomic Bomb
ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム (DVD付 初回限定盤) image by Amazon
このアルバムはボックスセットを買いました。
サウンドとしては新しい方向性を感じましたが、U2らしくなくなったような気がしました。
反核運動の方が目立っていた?
U218 Singles
オールタイムベストという内容です。
新曲「Window In The Skies」がついていますが、アルバムとしては目新しさはありませんでした。
No Line On The Horizon
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いいことは良いんですが…
U2らしさは減少する一方?
Songs of Innocence
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さらにU2と言えなくなった気がするアルバム。
でも「Raised By Wolves」は大好きです。
……
もう、昔のU2を期待してはいけなんだろうな…と思います。
さらに2枚組にはアコースティックバージョンの曲が多数収録されていて、アルバムに自信なかったのかな…と心配になってしまいました。
おわりに
ここまでU2を追い続けて来ましたが、真新しい何かを聴かせてくれることがなく、少し残念に思っています。
どうしても以前のU2は良かったと「The Unforgettable Fire」や「Joshua Tree」の曲がちらつきます。
私には「U2 The Best Of 1980-1990」の存在感が大きすぎるのでした。
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コメント
最近、U2 を聞かなくなりました。どうしてでしょうね。
「アイリッシュオクトーバー」「焔」「POP」が好きです。
「魂の叫び(DVD)」も繰り返し見ました。日本から見るとアイルランドとアメリカ南部の共通点は見えないのですが。ケルト音楽がアメリカ新大陸に入り、色々なものと結びついて、ブルース、ジャズ、ロックを生む一つの源になった・・的な話しも興味があるところ。
ライブ(大阪城ホール)でBGMで流れていた、「stand by me」に併せて、客が合唱していたところ、U2が舞台に現れ「stand by me」」を演奏するという珍しいのをみたことがあります。ハプニングなのか予定通りなのかは謎。
「ソングオブイノセンス」、、聞いてみようかな。
たこべいさん、U2のページに書き込みありがとうございます。新しいU2もいいかもしれませんよ。
私の様に懐古主義には合わないかもしれませんけど…
是非聴いてみて下さい。
私は今、カラアゲボーイさんに紹介して頂いた、サラ・マクラクランを聞いています。
「エクスタシー」というアルバムはなかなかいいです。
お気に入りになりそうです。
U2はJoshua TreeとRuttle And Humが好きです。後期は「普通のバンドになっちゃったなぁ」という印象ですかね…
サラ・マクラクラン気に入ってくださって嬉しいです!
出来ればライブも聴いていただけたら幸甚…笑
アルバムよりもずっとロックなアレンジになっていて、それでいて演奏もボーカルもスタジオアルバムレベルのクオリティです。まずはDVDとCDがセットのAfterglow Liveがオススメです。「エクスタシー」を気に入って頂けたなら、ジャズセッション的なバージョンを集めた「freedom sessions」も素晴らしいです。
あんまりゴリ推しもウザいので…この辺で…(もう遅いか)
カラアゲボーイさん、私が買った「エクスタシー」は「The Freedom Session」と「Fumbling Towards Ecstacy Live」DVDの3枚組です。
「The Freedom Session」も聴き始めています。
またまた良いですね。
DVDはまだ未見です。
2010年の「イリュージョン」も気になっています。
「Afterglow Live」も、そのうち聴いてみますね。
あ、「エクスタシー」には、ジョニ・ミッチェルのカバー曲「Blue」が入っていなかったので、iTunesで1曲購入しました。これも良かったです。
すなわち、サラ・マクラクランにハマりました。
それ、レガシーエディションですね。僕も買いました。
一番売れたのは「サーフィシング」ですけど、僕は「イリュージョン」の方が好きです。
サラ好きは自分の周囲にいないので本当に嬉しい!