Photo by Takayuki Suzuki
楽しみにしていた日本GPでマクラーレン・ホンダがどのように戦うのか?
とても期待してみていたのですが、予選から雲行きがあやしくなってしまいました。
会場にいるファンはいざ知らず、過度な期待でテレビ観戦をしてはいけませんでした。
レースがつまらなくなってしまいました。
参照 Race highlights – Japan 2016(formula1.com)
鈴鹿はドライバーズサーキットではなかった
今まで鈴鹿をドライバーズサーキット、ドライバーの技量がマシンスピードを左右するサーキットとして認識していました。
ところが、その認識はどうやら間違いだったようです。
予選では、多少のばらつきはあったものの、チームカラーで区分けしたような結果となってしまいました。
メルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォース・インディア、ハース、ウイリアムズといった順に並んでいます。
そして、決勝もまた同じような結果になってしまいました。
2人のドライバーの戦略や多少の運によって完全にまとまることはありませんが、決勝のチーム順は以下のようになりました。
メルセデス、レッドブル、フェラーリ、フォース・インディア、ウイリアムズ、ハース…
多少の前後があるものの予選と大差はありません。
つまりこの結果から日本GPはチームのマシン性能が順位を決したと見ることが出来るでしょう。
……
マクラーレン・ホンダを見ると、ジェンソン・バトンもアップグレード版エンジンを積んで日本グランプリに臨みましたが、フェルナンド・アロンソは16位、ジェンソン・バトンは18位に終わっています。
ルノー、トロ・ロッソ、ザウバーにまで先行を許しています。
クリスチャン・ホーナーもいっていることですが、鈴鹿サーキットはフルスロットル率の高いサーキットです。
では、エンジンに依存するサーキットなのでしょうか?
…トロ・ロッソにまで負けたことを考えるとそうでもなさそうです。
トロ・ロッソにまで抜かれたことはシャシー性能の低さを露呈した結果になってしまいました。
つまり、ホンダエンジンが4番目である事実だけでなく、シャシーも劣っているということです。
マクラーレンにはもっと頑張ってもらわなければ困ります。
結果
F1 2016 第17戦 日本GP 鈴鹿サーキット – 全53周(2016.10.9)
全車完走しています。
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 25 |
2 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 18 |
3 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 15 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 12 |
5 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 10 |
6 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 8 |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 6 |
8 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 4 |
9 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 2 |
10 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1 |
11 | ロマン・グロージャン | ハース | |
12 | ジョリオン・パーマー | ルノー | |
13 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | |
14 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | |
15 | マーカス・エリクソン | ザウバー | |
16 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | |
17 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | |
18 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | |
19 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | |
20 | エステバン・グティエレス | ハース | |
21 | エステバン・オコン | マノー | |
22 | パスカル・ウェーレイン | マノー |
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ニコ・ロズベルグ(メルセデス:6) | 313 |
2 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 280 |
3 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 212 |
4 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 170 |
5 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 165 |
6 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 165 |
7 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 81 |
8 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 80 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア:27) | 54 |
10 | フェリペ・マッサ(ウイリアムズ:19) | 43 |
11 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 42 |
12 | カルロス・サインツ(トロ・ロッソ:55) | 30 |
13 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 28 |
14 | ダニール・クビアト(トロ・ロッソ:26) | 25 |
15 | ジェンソン・バトン(マクラーレン:22) | 19 |
16 | ケビン・マグヌッセン(ルノー:20) | 7 |
17 | ジョリオン・パーマー(ルノー:30) | 1 |
18 | パスカル・ウェーレイン(マノー:94) | 1 |
19 | ストフェル・バンドールン(マクラーレン:47) | 1 |
– | エステバン・グティエレス(ザウバー:21) | [11] |
– | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | [12] |
– | フェリペ・ナッセ(ザウバー:12) | [12] |
– | リオ・ハリアント(マノー:88) | [15] |
– | エステバン・オコン(マノー:31) | [16] |
コンストラクターズ・ランキング
コンストラクターズはメルセデスの制覇が決定しました。
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 593 |
2 | レッドブル | 385 |
3 | フェラーリ | 335 |
4 | フォース・インディア | 134 |
5 | ウィリアムズ | 124 |
6 | マクラーレン | 62 |
7 | トロ・ロッソ | 47 |
8 | ハース | 28 |
9 | ルノー | 8 |
10 | マノー | 1 |
11 | ザウバー | [12] |
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