最近のデヴィッド・ボウイ関連書籍の多さは尋常ではありませんね。
前回記事で私が予約した書籍を紹介しました。
そのうち2冊が既に到着しました。
「デヴィッド・ボウイ インタヴューズ」と「デヴィッド・ボウイ 増補新版」です。
まだ、全てを読めているわけではありませんが、購入を決めかねている方のために少し情報を提供いたします。
……
「デヴィッド・ボウイ 増補新版」は思っていたように「文藝別冊KAWADE夢ムック」の増補版でした。
この本については次に譲ります。
このページは「デヴィッド・ボウイ インタヴューズ」についてです。
デヴィッド・ボウイ インタヴューズ
デヴィッド・ボウイ インタヴューズ image by Amazon
この本は1969年から2003年までの厳選したデヴィッド・ボウイのインタビュー記事がノーカットで掲載されています。
総ページ数671ページにおよぶ充実した資料です。
掲載インタビュー記事は以下の様になっています。
- 過剰な深読みは止めて欲しい、と懇願する変わり種デヴィッド・ボウイ:「NEM」誌 1969年11月15日号
- オー・ユー・プリティ・シング(まったく、この可愛いヤツめ):「メロディ・メイカー」誌 1972年1月22日
- ドーチェスターのデヴィッド:「NEM」誌 1972年7月22日号・29日号
- さよならジギー、そして、アラジン・セインに丁重なるご挨拶を:「NEM」誌 1973年1月27日号
……
- 地球に戻ってきたスター:「テレグラフ・マガジン」誌 1996年12月14日号
- 変貌し続けるボウイ:「Q」誌 1997年2月号
- ボウイ、過去を振り返る:「ミスター・ショービズ」誌 1997年3月号
……
- 完璧なる一日:「フィルター」誌 2003年7月・8月号
- 初めての時のことをおぼえているかい?:「ザ・ワールド」誌 2003年11月号
全部目次を記そうと思いましたがあまりにも分量が多いので断念しました。
イギリスやアメリカの雑誌に掲載されたデヴィッド・ボウイのインタビュー記事は32本にもおよびます。
……
掲載雑誌のタイトルは…
- NME
- メロディ・メイカー
- ザ・ドラマー
- ジグザグ
- ザ・フェイス
- Q
- ローリング・ストーン
- タイム・アウト
- アイコン
- ギター
- デイズド&コンヒューズド
- テレグラフ・マガジン
- ミスター・ショービズ
- GQ
- モジョ
- ソーマ
- フィルター
- ザ・ワード
と多数です。
……
拾い読みでも読み応え十分だと分かりました。
ただ、残念なのは2003年以降のインタビュー記事がないことです。
この本は「ザ・ネクスト・デイ」がリリースされた2013年に企画され、多くの部分を編纂されたようです。
「★」については最後の解説に少し触れられている程度ですので、2013年の本の改訂版なのかも知れません。
よって、近年のボウイの情報を得るには適していません。
しかし、私の様に比較的新しいボウイファンにとっては貴重な資料だと言えます。
「スペイス・オディティ」の頃の古いインタビュー記事から時系列で掲載された記事はデヴィッド・ボウイの変化とボウイを取り巻く状況を明確にしてくれます。
……
これで何とかこの本の特徴つかめたでしょうか?
拾い読みした程度ですが、なかなかの良書だと思いました。
ただ、この後出版される予定の「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」とは同系統の本かもしれないと思います。
「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」の出版を待って、立ち読みで決めた方がいいかもしれません。
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コメント
私も届きましたが、読み応えありますね。
これで、もう少しお安くなるといいんですが…
最近出る本はすこし高すぎるような気がします。
「地球に落ちてきた男」の原作本も出るので、予約してしまいました。
私も購入しました。海外雑誌出展らしいからなのか実際のインタビュー並みに前置きやインタビュアーの説明が多い気がします。間違えもチラホラ。
意外と喋りまくるのが好きなボウイの人間性が楽しめました^_^
Jさん、補足ありがとうございます。
また、よろしくお願いします。