「デヴィッド・ボウイ – 気高きアーティストの軌跡」が到着しました。
この本はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家が書いたデヴィッド・ボウイの伝記です。
私はデヴィッド・ボウイの伝記本は初めてです。
320ページにおよぶ本を到着した日に読み通すことはできませんでしたが、例によって拾い読みでの感想でお許しを。
「デヴィッド・ボウイ – 気高きアーティストの軌跡」:ウェンディ・リー
デヴィッド・ボウイ――気高きアーティストの軌跡 image by Amazon
この本は2段組で320ページにもおよぶ、デヴィッド・ボウイの伝記です。
目次は以下のようになっています。
- はじめに
- 第1章 ビギニング
- 第2章 スターボーイ
- 第3章 下積み時代
- 第4章 セクシャル・ラビリンス
- 第5章 モダン・ラヴ
- 第6章 ワイルド・サイドにて
- 第7章 スターマン
- 第8章 ジギー
- 第9章 スーパースターマン
- 第10章 チェンジド
- 第11章 ヤング・アメリカン
- 第12章 フォーリング
- 第13章 気のふれかけた男優
- 第14章 ベルリン
- 第15章 ジャスト・ア・ジゴロ
- 第16章 アッシュズ
- 第17章 ヒロイン夢語り
- 第18章 ゴールデン・イヤーズ
- 第19章 ホエア・ヒー・イズ・ナウ
- 第20章 ラザルス
章のタイトルはデヴィッド・ボウイの作品を絡めて上手くつけられています。
作品の発表順と思って目次をみると順序がおかしな気がしてしまいます。
しかし、デヴィッド・ボウイのデビューから死までを、きちんと時間を追って記されています。
順序がおかしな気がするタイトル「ヒロイン夢語り」はイマンとのことが書かれていますし、「ゴールデン・イヤーズ」はアウトサイド・ツアーからグラストンベリー・フェスティバルのことが書かれています。
……
巻末には各章の情報提供者の名前が記載されていて、取材の充実度が分かります。
私は今まで、ディスコグラフィのたぐいの情報誌からデヴィッド・ボウイの情報を得ていましたが、この本のようにエピソードで彩られたものは、とても新鮮でした。
伝記というとスティーブ・ジョブズのものを読んだくらいです。
いうまでもなく、ジョブズの伝記よりデヴィッド・ボウイの方が面白かったです(失礼)。
下積み時代、アンジーとの結婚、ゲイ発言の裏側、性遍歴、トニー・デフリーズのこと、イマンとの結婚等、様々なエピソードはいままで知らなかったボウイを身近なものに感じさせてくれました。
後半になるとよく知っているエピソードも多くなってきます。
私はこの本好きです。
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