雑誌「Pen(ペン)」もデヴィッド・ボウイを取り上げました。
「Pen(ペン)」の特集記事は読み応えがあって好きです。
前回のエジプトもよかったですが、次に来るのがデヴィッド・ボウイとは。
いかなる基準で特集を組んでいるのでしょうか?
デヴィッド・ボウイは男性の必須カルチャーになったということかもしれません。
Pen(ペン)「特集 デヴィッド・ボウイを見たか?」
Pen (ペン) 『特集 デヴィッド・ボウイを見たか?』〈2017年 2/1号〉 [雑誌] image by Amazon
Pen(ペン)が70ページ以上を使ってデヴィッド・ボウイを総力特集しました。
デヴィッド・ボウイ自らが描いた「ツアーのためのメイクアップ図」「アルバムジャケットのスケッチ」「舞台演出のスケッチ」等の写真もあります。
ボウイが描いたミュージック・ビデオの絵コンテも面白いです。
これを見ればデヴィッド・ボウイが、ただのミュージシャンではなく本物のアーティストだったことが分かります。
ジョン・レノンと共作した「フェイム」の歌詞や譜面の手書き写真も掲載されていました。
ここまで書いて分かるように大回顧展にも出品されているものの1部がこの雑誌には特集されています。
これらは「時代別に振り返る、ボウイの音楽の軌跡。」という章に掲載されています。
この章を読むだけでも、デヴィッド・ボウイのすごさが伝わってきます。
大回顧展に早く行きたくなりますね。
……
他にもトニー・ヴィスコンティ、ジョナサン・バーンブルック、ミック・ロック、イマン等、デヴィッド・ボウイとの関わりでページが設けられています。
サザビーズでオークションにかけられたボウイ所蔵の美術品にも触れています。
雑誌でここまでやってしまったら、高価なボウイ関連の書籍は不要かもしれません。
この濃密な特集はボウイファンなら必読と言っておきましょう。
すばらしいです。
ただ、表紙の「デヴィッド・ボウイを見たか?」のそばに「利休が愛した前衛アート・樂茶碗とは何か。」と書かれているのが雑誌らしい。
ボウイ記事と一緒に利休とは…う〜む。京都繋がりか?
……
Pen(ペン)は「kindle unlimited」の対象なので、電子書籍でも読めます。
電子版で簡単にバックナンバーを読むことができるのもいいですね。
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Pen (ペン) 『特集 デヴィッド・ボウイを見たか?』〈2017年 2/1号〉 [雑誌]
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