Photo by Michael Potts
ウイリアムズFW40、ザウバーC36、ルノーR.S.17と続々2017年型のF1マシンが公開されています。
予想通り、シャークフィンを採用していたのはC36とR.S.17でした。
FW40も背びれみたいなフィンが付いています。
これはFW38からあまり変わっていないのかもしれません。
昨年に比べるとどのマシンもリヤウイングが低く、2010年頃のマシンに近い感じになっています。
タイヤが太くなっているので2017年マシンの方がカッコいいですね。
トークン撤廃によってパワーユニットが変わる
【TopNews F1】 【新車スペック】ルノーF1『R.S.17』とパワーユニット『R.E.17』のスペック https://t.co/0HRBDGsIyW #F1JP pic.twitter.com/FNReIv3fIF
— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) February 22, 2017
2017年はトークンによる制限がないため、メルセデス、フェラーリに追いつこうとホンダ、ルノーは全く新しい設計のパワーユニットを投入することになりました。
ルノー「R.E.17」は95%が異なるパワーユニットと言われています。
また、ホンダも全く新しいコンセプト(軽量・低重心・ハイパワー)のパワーユニット「RA617H」をMCL32に搭載することになります。
……
これらのニュースは予想されたことではありましたが、現実のものとなって少し心配になりました。
ホンダF1総責任者の長谷川裕介が認めているように、大きなリスクをおかすことになるはずです。
この2つのエンジンが高度な信頼性を発揮できれば、2017年F1シーズンは面白くなるのですが、どうなるでしょう。
普通に考えると序盤はルノーもホンダも苦しいと思います。
やっぱり、今年もメルセデスが強そうですね。
トークンがなくなっても4基しか使えないパワーユニット
トークンがなくなったとはいえ、ドライバーあたり年間4基のパワーユニットしか使えないという制限があるため、どんどん新しいエンジンを投入できるわけではありません。
開幕当初にある程度の信頼性が確保されていなければ、長いシーズンを戦うのは難しいでしょう。
そう考えるとリスクをおかしてもメルセデス、フェラーリを超えることを狙ったルノー、ホンダはチャンピオンを狙うのは無理かもしれません。
ホンダにおいては2015年の繰り返しだけは避けてもらいたいと願ってます。
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