Photo by José Manuel Romero
プレシーズンテストの2日目が終わりました。
マクラーレン・ホンダはエンジントラブルで2日とも、まともに走れていません。
同じように大きくパワーユニットの仕様を変更したルノー勢も周回数はたいしたことないので、落胆することはないのかもしれません。
しかし、2015年を彷彿とさせる出だしの悪さに苛立ちを覚えます。
バルセロナ・テスト2日目(2017.2.28)
初日にフェルナンド・アロンソがオイル系のトラブルで、パワーユニットの交換に追い込まれてしまいました。
そして、2日目もまたストフェル・バンドーンが操縦するマシンはパワーを失い、パワーユニット交換を強いられています。
バンドーンのタイムはアロンソと同じ10番手で目立ちません。
旧型エンジンを使うザウバーにも水をあけられる不甲斐なさです。
信頼性問題は予想されていたことなのですが、95パーセントが新しいといわれるルノーエンジンよりもひどい出来なのが許せません。
今年こそマクラーレンがトップチームに返り咲くことを期待しているのですが、このスロースタートには閉口します。
メルセデスやフェラーリが順調にマイレージを稼いでいるのをみると、今年の順位も昨年と同じような気がして来ます。
レギュレーションの変更も大きな影響は無かったのでしょうか。
順位 | ドライバー | マシン | タイム | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | キミ・ライコネン | フェラーリ SF70-H | 1’20.960 | 108 |
2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス W08 | 1’20.983 | 66 |
3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル RB13 | 1’22.200 | 89 |
4 | ケビン・マグヌッセン | ハースF1 VF-17 | 1’22.204 | 118 |
5 | エステバン・オコン | フォース・インディア VJM10 | 1’22.509 | 86 |
6 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ STR12 | 1’22.956 | 68 |
7 | バルテリ・ボッタス | メルセデス W08 | 1’22.986 | 102 |
8 | ジョリオン・パーマー | ルノー R.S.17 | 1’24.139 | 53 |
9 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー C36 | 1’24.617 | 67 |
10 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン MCL32 | 1’25.600 | 40 |
11 | ランス・ストロール | ウィリアムズ FW40 | 1’26.040 | 12 |
テストも2日目でトップタイムは1秒近く速くなっています。
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