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待望のデヴィッド・ボウイ公式アナログ盤リリース「BOWPROMO」&「CRACKED ACTOR(LIVE IN LOS ANGELES 1974)」

デヴィッド・ボウイの世界


Photo by PROHunter Desportes 

レコード・ストア・デイにあわせてデヴィッド・ボウイの特別な音源がリリースされます。

それが「ボウプロモ:BOWPROMO」と「クラックド・アクター(ライヴ・イン・ロサンゼルス1974):CRACKED ACTOR(LIVE IN LOS ANGELES 1974)」です。
どちらの音源もボウイファンには有名なものです。

これらがアナログ盤でリリースされるとは、うれしい驚きです。

参照 Two special Bowie releases for RSD anniversay(davidbowie.com)

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BOWPROMO

「BOWPROMO」はアルバム「ハンキー・ドリー」の初期バージョンです。

レコード会社に売り込むために制作されたプロモのA面が今回リリースされる音源です。

もともとプロモ盤のB面にはダナ・ギレスピーの曲が入っていました。

このプロモ盤は500枚しか制作されていないと言われていて、マニアの間では超貴重盤として高額取引されていたものです。

「ハンキー・ドリー」とはミックスが異なるものや歌詞が幾分異なるものが収録されています。

ブートでも公式盤に変わらぬほどの高音質でした。

元々のプロモ盤は以下の曲で構成されていました。

BOWPROMO

A面(David Bowie)

  1. Oh! You Pretty Things
  2. Eight Line Poem
  3. Kooks
  4. It Ain’t Easy
  5. Queen Bitch
  6. Quicksand
  7. Bombers – Andy Warhol intro

B面(Dana Gillespie)

  1. Mother Don’t Be Frightened
  2. Andy Warhol
  3. Never Knew
  4. All Cut Up On You
  5. Lavender Hill

アルバム「ジギー・スターダスト」の「It Ain’t Easy」も、このプロモに収録されていて、「ハンキー・ドリー」と「ジギー・スターダスト」が同時期につくられたことの証しにもなっています。

「ハンキー・ドリー」Ryko盤のボーナス・トラックで聴ける「Bombers」と「Andy Warhol intro」がミックスされているのも貴重ですね。

A面の7曲を聴くと「ハンキー・ドリー」と大きく違って聴こえるわけではありません。
しかし、微妙に異なっていて「ハンキー・ドリー」との聴き比べが面白い音源です。

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CRACKED ACTOR(LIVE IN LOS ANGELES 1974)

1974年5月9日、ロサンゼルスのThe Universal Amphitheatreで収録されたダイヤモンド・ドッグス期(フィリー・ドッグス・ツアー)のライブ音源です。

すでにオーストラリアで発売されたアルバム「A Portrait In Flesh」で公式(半公式?)リリースされています。

Portrait in Flesh
Portrait in Flesh image by Amazon

この音源が貴重なのは、10分近い「Intro」が収録されていることです。

そこにはハンガーシティ(?)の環境音、犬や猫の鳴き声、女性の声等が収録されています。
(私は映像を見たことがないので、実際にこのオープニングがどのようなものだったのかわかりません。)

パフォーマンスとしては申し分ありませんが、「A Portrait In Flesh」の音はそれほどよくありません。

今回の公式リリースでトニー・ヴィスコンティがミックスし、音質が向上していることが予想されます。

アナログ盤のファンにはこれ以上無い待望の音源になるはずです。

……

「BOWPROMO」や「CRACKED ACTOR(LIVE IN LOS ANGELES 1974)」がアナログ盤でリリースされるということは近い将来CD化もあるのではと、期待しています。

ぜひ、早期の実現をお願いします。

© bluelady.jp


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