私が窪之内英策の「ツルモク独身寮」を知ったのは2016年の5月のことです。
一気に11巻まで読み切ってしまいました。
なぜ、今さら思い出したかというと、日清のカップヌードルのCMに窪之内英策がキャラクターデザインで参加しているからだと思います。
キキにしてもハイジにしても全然それらしさを感じず、違和感がすごかったです。
窪之内英策のキャラクターデザインで昔のキャラクターを扱ってはいけません。
窪之内英策を嫌いになるほどの衝撃でした。
ひょっとして、このギャップによるインパクトを狙ったCMだったのでしょうか?
決して好きになれませんけど…
ツルモク独身寮
ツルモク独身寮(1) (ビッグコミックス) image by Amazon
「ツルモク独身寮」は窪之内英策、初の連載漫画です。
1980年代の終わりから1990年代の初頭にかけてビッグコミックスピリッツで連載されています。
私はこのころマンガをあまり読んでいなかったのか、「ツルモク独身寮」のことは全く知りませんでした。
映画も観ていません。
でも、このマンガを読んでみると爽やかな感じに好感が持てました。
ストーリーも窪之内英策の画風もとても好ましいものだったのです。
……
その後、雑誌「イラストレーション」などで窪之内英策のイラストが紹介されているのを見ると画力だけで惹きつけられるのが分かりました。
窪之内英策作品集「ラクガキノート」もいい感じでした。
ところがカップヌードルのCMには嫌悪感すら覚えてしまいます。
なぜ、コミック、イラスト、動画でこのような感想になってしまうのでしょうか?
……
窪之内英策の「サヨとコウの出発」にはとても感動しました。
カップヌードルのCMのようなアニメーションではなく手書きアニメーションと題されています。
窪之内英策のキャラクターは通常のアニメーションに向かないのかも。
アニメにするとイラストの柔らかさがなくなる気がします。
書籍にもなりました。
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