デヴィッド・ボウイファンとしてはジギー・スターダストのLPレコードを1枚ぐらいは持っていてもいいのではないか…(たとえレコードプレーヤーを持っていなくても)と思って45周年記念のゴールドヴァイナルを買ってしまいました。
昔はLPレコードをいっぱい持っていて(日本のフォークソングばかり)、慎重に取り扱っていたものですが、今では最近購入したデヴィッド・ボウイのアナログ盤しか所有してないという状況。
LP盤はジャケットが大きくて存在だけでも楽しいと思います。
ジギー・スターダストのジャケット
The Rise & Fall of Ziggy Stard [12 inch Analog] image by Amazon
ジギー・スターダストのジャケットはイラストのような感じです。
それもそのはず、このジャケット(ロンドンのヘドンストリートの一角)は、モノクロ撮影された写真に色をつけたものです。
写真のままに色づけされた部分ばかりではないようで、ジギー・スターダストの世界観よろしく、現実にフィクションが折り込まれています。
デヴィッド・ボウイの頭上に妙に目立つ看板がありますが、これは脚色されたものです。
これがもともと何の看板だったのか、私の読んだ資料には書いてありませんでした。
……
右下にあるのはなんなのでしょうか?
ゴミ袋のようにも見えます。
色彩としてはもっとも豊かで妙に目立ちます。
LP盤の大きなジャケットでも本当はなんなのか分かりませんでした。
元のモノクロ写真はについて「デヴィッド・ボウイ・イズ」の公式本に何か書いてないか見てみましたが、拾い読みした限りでは見つけられませんでした。
……
裏も同じようなタッチの写真ですが、紙が折れたようなあとがあって味があります。
今のようなデジタル時代では、もうこのようなジャケットが作られることはないでしょう。
それを思うと昔のLPジャケットは貴重ですね。
……
蛇足:このジギーのスタイルを見る度に、私は寺沢武一のコブラを思い出してしまいます。
© bluelady.jp
www.bluelady.jp – Recommended
The Rise & Fall of Ziggy Stard [12 inch Analog]
※Amazonにリンクします。
コメント
ブートで1963年に録音されたThe Kon-Rad’sのテープがあって7曲入っているんですけど、ボウイのヴォーカルが聞き取れるのは
「Baby It’s Too Late」1曲だけですが、元々メインヴォーカルではないので仕方ないですが、1964年にDavie Jones With The king Beesとして「Liza Jane」でデビューする前のボウイのヴォーカルは貴重です。
ブートでも滅多にお目にかかれないですが、
クリスティーン・ヤングとデュエットした「She Can Do That」もディスクとしてはブート化されていないのが残念です。
「STEALTH」のサントラバージョンより全然かっこいいのに。
多分、youtube で聞けると思います。
aladdindogsさん、ありがとうございます。
YouTubeにはいろいろ貴重なものがアップされていますね。
「Baby It’s Too Late」はじめて聴きました。
「She Can Do That」はサントラしか持っていませんでしたが、クリスティーン・ヤングの方が長いし、いいですね。
これはいつ頃の曲なのでしょうか?
恐らくボウイがクリスティーン・ヤングのアルバム「Breasticles」に参加した2003年の頃ではないでしょうか?
なるほど、比較的新しいですね。
「STEALTH」が2005年ですから、クリスティーン・ヤングの「Breasticles」の方が早かったんですね。
「Breasticles」というアルバムはなかなかいいですね。
好みです。
クリスティーン・ヤングの「The Knife Shift」にはトニー・ヴィスコンティが関わっているんですね。
この人のアルバムはメチャメチャ好みなんですけど、デジタルばかりでフィジカルなCDはほとんど売ってないんですね。
ヴァイオグラフィーもないし、どんなアーティストか分かりませんでした。
ご存じのことがあれば教えてください。
よろしくお願いします。
クリスティーン・ヤングはモリッシーのバックヴォーカルをやってたんですけど、モリッシーと寝たと口走ってモリッシーからクビにされたなんて事がありました。
才能はありますよね。
あと、クリスティーン・ヤングでNET検索すると別人のポルノ女優が出てきて、こちらの方が有名みたいですね。
aladdindogsさん、ありがとうございました。
アルバムはiTunesで購入するしかなさそうですね。
「Breasticles」も「The Knife Shift」もとても気にいりました。
すみません、バックヴォーカルではなくて、9年間!モリッシーのライブの前座をやっていたそうです。
ありがとうございました。