Photo by Mark Jeremy
デヴィッド・ボウイの数々のアルバムやライブに、ピアノ・キーボード奏者として参加したマイク・ガーソン。
マイク・ガーソンはアルバム「リアリティ」の「Bring Me The Disco King」で印象的なピアノを聴かせてくれました。
そのマイク・ガーソンがボウイの「ラザルス」をカバーしたのを知りました。
もの凄い迫力のピアノでメチャメチャに感動してしまいました。
参照 SoundCloud
この曲を聴いたら、もっと他にもマイク・ガーソンによるデヴィッド・ボウイのピアノカバー曲があるのではないかと探してみたくなりました。
そして、見つけたのがアルバム「Bowie Variations」です。
Bowie Variations
Bowie Variations image by Amazon
このアルバムにはボウイの曲をアレンジしてマイク・ガーソンが演奏したピアノ曲の数々が収められています。
「ラザルス」同様にマイク・ガーソンがボウイの曲をいかに解釈したのかを楽しむことが出来ます。
収録曲は以下。
Bowie Variations
- Space Oddity
- John, I’m Only Dancing
- Life On Mars
- Heroes
- Ashes To Ashes
- Variations On “Changes”
- Let’s Dance
- Medley: Battle For Britain / The Loneliest Guy / Disco King
- Tribute To David
- Wild Is The Wind
- Space Oddity – Take 2 (Bonus Track)
いずれもデヴィッド・ボウイの名曲ばかりです。
ピアノによって、どれもがとても美しいサウンドに再構成されています。
デヴィッド・ボウイのバックを務めるマイク・ガーソンの印象とは全く別物です。
まず、素敵なのは「Life On Mars」。
リック・ウエイクマンの「Life On Mars」もすごくきれいでしたが、マイク・ガーソンも勝るとも劣りません。
他に私が気にいったのは「Ashes To Ashes」「Let’s Dance」「Wild Is The Wind」「Space Oddity – Take 2 (Bonus Track)」です。
これらはデヴィッド・ボウイの曲ではないかのようにも聴こえます。
それほどにマイク・ガーソンの曲になっています。
しかも、どれも素晴らしいです。
そして、最も私が気にいったのは8曲目のメドレーです。
「Bring Me The Disco King」のピアノはメドレーであっても印象的です。
久々にデヴィッド・ボウイ関連でいいアルバムに出会いました。
幸せな気持ちでいっぱいになりました。
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コメント
今月のブートリリース。
「DAVID BOWIE 1971」
ここ最近の一連のブートを私も日本製と考えている。商品説明にも良く某西新宿輸入盤店製と書かれている。
内容的は大体過去に出回った有名タイトルのアップグレード盤だが作りは良い。
今回も有名タイトルだが、目玉は71年6月のジョン・ピール司会、「イン・コンサート」の音源だ。
数曲が公式盤「BOWIE AT THE BEEB」にも収録されているが、過去にリリースされたものはブートも含めて全てモノラル・バージョンだった。
今回のは初のステレオ・バージョン!こんな物があったのか!
アナログ起こしではあるが、ノイズは非常に少なく、音も良い。
ブートCD「BOWPROMO」もアナログ起こしだったが、マスター起こしと聴き間違える程音が良かった。
あれ程までではないが、46年も経って初めてステレオ・バージョンを聴けるとは驚きを隠せないと言うか、感激すら覚える。ボウイ本人は亡くなっても、ボウイの音楽は永遠に生き続けるのだろう
aladdindogsさん、ありがとうございます。
今日は朝からドライブでやっと帰ってきました。
私は1978を買いました。
音が本当によくなってますね。
驚きました。