Photo by Alex Const
イギー・ポップの1977年はまさに黄金期と言えます。
デヴィッド・ボウイとの「イデオット」「ラスト・フォー・ライフ」をリリースしたばかりかジェームズ・ウィリアムソンとの連名で「キル・シティ」を発表しています。
キル・シティ(1977年発表)
この「キル・シティ」は「イデオット」「ラスト・フォー・ライフ」の後にリリースされていますが、ひょっとすると「イデオット」より前に作られたアルバムかもしれません。
ストゥージズの後期ギタリスト、ジェームズ・ウィリアムソンと組んで作ったアルバムだからです。
このアルバムにはデヴィッド・ボウイのティン・マシーンのトニー・セイルス、ハント・セイルスも参加しています。
インスト曲「Night Theme」がA面の最後、B面の最初を飾ったり、サックスが良い音色を出していたり、ハーモニカが効いていたり…かなりポップなアルバムになっています。
エンディングの「Master Charge」もインスト曲で、このアルバムの音楽性は本当に多彩です。
デヴィッド・ボウイのファンである私としては「イデオット」「ラスト・フォー・ライフ」が最高と思っているのですが、「キル・シティ」もイギー・ポップの代表的なアルバムに数えられると思います。
このアルバムを通して聴くと、とても気持ちいいです。
各曲がメロディアスで、イギー・ポップもこんなアルバムをリリースしていたんだと驚いてしまいました。
実はこの「キル・シティ」がイギー・ポップのスタジオアルバムのなかで、私が最後に聴いたアルバムです。もっと早く聴きたかった。
現在でも新品を手に入れられます。(海外から送られてくるものですけど…)
このCDでイギー・ポップのスタジオアルバムは全作そろってしまいました。
「キル・シティ」いいです。名盤です。
© bluelady.jp
www.bluelady.jp – Recommended
※Amazonにリンクします。
コメント