荒川弘の「鋼の錬金術師」は、知らない人を探す方が難しいほどの人気漫画です。
2度TVアニメになっていますし、最近では実写映画になりました。
私が「鋼の錬金術師」を読み始めたとき、コミックスが発売されていたのが5巻ほどで、その後は発売日を待って読んでいました。
今回、全巻を通して再読して、やっぱりマンガは完結作品を一気に読むのが正しい読み方だと思いました。
鋼の錬金術師のストーリーは破綻していない
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私は「鋼の錬金術師」を27巻まで読んでいるのですが、コミックスの発売間隔が開きはじめると、だんだんストーリーが分からなくなっていきました。
シンから来たリンの話が絡み始めたときには、すでに分からなくなっていたと思います。
ホムンクルスの「強欲(グリード)」がリンの顔で登場するころには、もうカオスです。
でも、最初の数巻の面白さにつられて、何とか発売と同時に全巻を読んだのです。
……
27巻の読後は「めでたしだったが、うーむ、分からん」といった感じです。
これはいつか全巻再読しなくては…と思っていました。
……
完結から7年ほど経過して、やっと全巻を読み通すことができました。
27巻を全て読んでみますと、ストーリーはきちんとまとまって頭に入ってきました。
次々に登場するキャラクターも「置き去り」にされたものはほとんどありません。
連載開始から緻密な設定が下敷きにあったとしか思えませんでした。
いまだに「真理の扉」は謎ですが、「鋼の錬金術師」が面白いということは確実に分かりました。
実写映画には違和感が…
「鋼の錬金術師」が実写映画になったときトレイラーを何度か見ました。
「鋼の錬金術師」が日本人のキャストだったことが驚きでした。
日本の話ではないのに、日本の漫画だからといって、日本人が演じるのは無理があると思います。
トレイラーを見ただけで実写映画には興味を失いました。
ハリウッドで実写化してくれないものでしょうか。
© bluelady.jp
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