前回の記事で「新デビルマン」が気になったので「新デビルマン 完全復刻版」(古書)を買ってみました。
すると「デビルマン 画業50周年愛蔵版」は、かなりエピソードが削られていることが分かりました。
今まで「新デビルマン」のエピソードは全て「デビルマン」に取り込まれていました。
新装版として発売された全4巻の文庫では、もれたエピソードはありませんでした。
新装版 デビルマン(1) (講談社漫画文庫) image by Amazon
それなのに今回の愛蔵版はどうしてなのでしょう。
まだ、最終刊の5巻が出ていませんが、今までと同じページ分量なので、もれたエピソードが入りそうにありません。
新デビルマンと画業50周年愛蔵版
新・デビルマン(完全復刻版) (KCデラックス) image by Amazon
「新デビルマン」の構成は以下のようになっています。
第1話 ウイーンの晩い春(協力:辻真先)
第2話 魔界のジャンヌ・ダルク
第3話 美しき軍神 サモトラケのニケ(協力:高円寺博)
第4話 ベルサイユの妖妃
第5話 リトル・ビッグホーンの悪魔
第6話 牧村美樹の首を埋葬するショートエピソード(台詞が全くありません。飛鳥了との訣別のストーリーでもあります。)
この6話の内、愛蔵版に入っているのは「魔界のジャンヌ・ダルク」と「ベルサイユの妖妃」のみです。
第6話は愛蔵版の5巻に入る可能性がありますが、第5巻は272ページなので他のエピソードの収録は無理だと思います。
前述したように新装版の全四巻の文庫には全6話がもれなく収録されていたのに、愛蔵版では少し残念なことになりました。
このように収録エピソードが違うとなると、文庫版も愛蔵版も買いたくなります。(愛蔵版は不動明と飛鳥了の出会いが描かれているのですよ)
そのうち決定版のデビルマンが出ることになりそうです。
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