Photo by David Merrett
ル・マン24時間レースでトヨタ・ガズー・レーシング/TS050 HYBRIDが1、2フィニッシュ!
ついにフェルナンド・アロンソが目標とするトリプル・クラウンに大手がかかりました。
初参戦で優勝とは!…これはできすぎの展開ですね。
トヨタ・ガズー・レーシングの圧勝
LMP1クラスから昨年優勝したポルシェが撤退し、これまでのFIA世界耐久選手権の結果を見ても、トヨタが強すぎることは分かっていました。
予選でも、アロンソ・ブエミ・中島の8号車、コンウェイ・ロペス・小林の7号車がワンツー体制となり他を圧倒してしまいます。
しかし、トリプル・クラウンを目標に掲げるフェルナンド・アロンソが加入して直ぐにル・マンに勝ってしまうほど、あまくないだろうと予想していました。
……
中盤、スローゾーンのスピード超過のペナルティーで7号車に先行を許すと、このまま7号車が優勝してしまうのではと思っていたのですが、アロンソの走りは見事でした。
16時間を経過し、アロンソと中島との連携で再びトップに立つと盤石の強さを見せます。
……
終盤にきて小林可夢偉の7号車がスロー走行に陥ったときには、これでリタイヤかと思われたのですが、ピットインのタイミングでピット出来ず、燃費走行していたのだと分かります。
さらに1スティントの周回数オーバーで7号車はペナルティーを受け、8号車のトップは揺るぎないものとなったのでした。
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アロンソ以外にもジェンソン・バトンやファン・パブロ・モントーヤにも注目していましたが、トヨタ以外は脇役に過ぎませんでした。
ル・マンの残り10分は心臓に悪い
のこり10分となるとトヨタ勢は8号車、7号車のランデブー走行となりました。
しかし、他のクラスの遅いマシンをオーバーテイクする時はドキドキです。
24時間近くも走って、トラブルやアクシデントがないかとあらぬ心配が胸中からぬぐえません。
チェカーを受けてやっと落ち着きました。
中島一貴をレースで見るのは久しぶりでしたが、成長しましたね。
アロンソとブエミがゴールした中島に走り寄るシーンには感動しました。
表彰台に上ったアロンソの笑顔も印象的でした。
フェルナンド・アロンソはF1を引退しインディカーへ?
世界三大レースのモナコとル・マンを勝ったアロンソはインディ500優勝を目指すだけになりました。
F1ではマクラーレンは全く勝てないので、もうインディカーにいってもいいのではないでしょうか?
2019年はマクラーレン・ホンダでインディカーに参戦するという噂もあります。(シボレーでもいいと思いますけど…)
アロンソは2018年でF1を引退ということになると、私は予想しています。
昨年、ホンダを責め続けたアロンソをF1で応援する気にはなれませんが、インディカーに行ってくれたら応援してもいいかな。
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