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レッドブルのドライバー、ダニエル・リカルドがルノーへ移籍することが決定しました。
ダニエル・リカルドはレッドブルでマックス・フェルスタッペンと共に戦うのを嫌ったのかもしれません。
レッドブルはどちらかというとフェルスタッペンをナンバー1として扱ってきました。
おそらく、それが移籍の理由となっていると思われます。
それともう一つはルノーから提示された莫大な契約金です。
リカルドはルノーから29億(39億という記事もあります)もの契約金とナンバー1ドライバーのステータスを提示されました。
例え勝てなかったとしても、レッドブルで走るより魅力的だったのに違いありません。
トロロッソ・ホンダのドライバーは2席とも空きになりそう
リカルドが移籍したことによって、レッドブルのドライバーに空席が出来ました。
そこに誰が座るのか、憶測が絶えません。
既定路線ではルノーから放出されるカルロス・サインツなのですが、トロロッソ時代でもフェルスタッペンとはあまりうまくいっていませんでした。
さらにサインツは、マクラーレンに移籍するという噂が絶えません。
そこで、浮かび上がるのがトロロッソ・ホンダのドライバー、ピエール・ガスリーのレッドブルへの昇格です。
それが実現すれば、空きが出てくるのはトロロッソ・ホンダ。
2018年のシーズンで結果の出ていないブレンドン・ハートレーと共に、2席ともドライバーのいない状態になるのです。
2019年は日本人F1ドライバーが生まれるチャンスなのだが…
せっかくホンダがトロロッソにエンジンを供給しているのですから、日本人を乗せて欲しいと思うのは当然のこと。
現在、有望と思われているホンダが抱える育成ドライバーは、牧野任祐(まきの ただすけ)と福住仁嶺(ふくずみ にれい)、共に20歳です。
彼らはF2で戦っています。
結果次第ではトロロッソ・ホンダに昇格する可能性があります。
しかし…
ライセンスポイント制によってスーパーライセンスが得られない
2015年のマックス・フェルスタッペンのF1デビューは17歳という若さでした。
実力的には何の問題もなかったものの、あまりにもF1に到達した年齢が若すぎました。
これが契機になって導入されたのがライセンスポイント制です。
F1参戦の条件であるスーパーライセンスを得るために、3年間で40点以上のライセンスポイントが必要となりました。
シリーズ別に得られるライセンスポイントは以下のページを参照して下さい。
参照 新スーパーライセンスポイント シリーズ別獲得ポイント一覧表(antosport web)
このような決まりによって、チームがいくら載せたいドライバーがいても難しい状況が発生しています。
ホンダのドライバーたちもスーパーライセンス発給に足るライセンスポイントを持っていないのが現状です。
日本人ドライバーが当たり前の様にF1に参戦していた時代もありました。
しかし、小林可夢偉が2014年にケータハムで参戦して以来、F1日本人ドライバーは誕生していません。
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