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ホンダF1のパワーユニット「RA618H」はスペック2でめざましい進歩を遂げました。
高速サーキットのスパやモンツァでも他の中段チームにスピード負けしなかったことを見ると力強いパフォーマンスを持っていることは明かです。
ピークパワーではまだ、ルノーに劣っています。
待望の「RA618H」スペック3でルノーをついに追い越すことが出来るのです。
「RA618H」のパワー差
現在、F1の各エンジンパワーは以下のように推定されています。
- フェラーリ:790馬力
- メルセデス:780馬力
- ルノー:730馬力
- ホンダ:715馬力
ホンダエンジンがパワー負けしていることは間違いありません。
しかし、パワーサーキットで好結果を残しました。
それはエネルギーマネジメントの成果だと言われてます。
ドライバビリティ、トルク、回生エネルギーのバランスをコースによって調整し、エンジンを最適化するという作業がうまくいっているということです。
「RA618H」は十分な信頼性を持っているため、昨年では難しかったエネルギーマネジメントがきっちりと出来るようになりました。
あとは3つのエンジンマニュファクチャラーとのパワー差を埋めるだけです。
「RA618H」スペック3はロシアGPから?
もともと「RA618H スペック3」の投入はアメリカGPになると言われていました。
ところが日本GPを目前にしたロシアGPでの投入があり得るというニュースが出てきています。
ロシアGPでエンジンペナルティーを受けて、日本GPでは好結果に繋げたいという戦略が見えてきます。
ホンダが日本GPの冠スポンサーに就任したこととも無関係ではないかもしれません。
しかし、最も重要なスペック3の信頼性が確保できたということでしょう。
「RA618H」スペック3は35馬力のパワーアップ
スペック3エンジンは35馬力のパワーアップと言われています。
これが実現すれば今シーズンの目標であったルノーエンジンを超えることを達成します。
来シーズンのレッドブル・ホンダ誕生に向けて新しいステップを踏み出すことになります。
俄然ロシアGPが楽しみになってきました。
……
トロロッソ・ホンダの来期ドライバーとしてダニール・クビアトが発表されるという噂もあります。
ロシアGP、日本GPで、トロロッソ・ホンダファンは盛り上がりましょう。
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