Photo by Cord Rodefeld
USGPはキミ・ライコネンが勝ちました。
2013年のロータス以来、フェラーリでは2009年以来の優勝です。
2014年にフェラーリに復帰してからは初優勝ということになります。
来年、ザウバーと契約したキミ・ライコネンは、これで最後の優勝かもしれません。
第14戦イタリアGPで表彰台の頂点にもう一歩及ばなかった時、もうライコネンが優勝するチャンスはないかもしれないと思いました。
今回勝てたことは自分のことのようにうれしいです。
朝早起きして見た甲斐がありました。
F1アメリカGP 結果:キミ・ライコネンが113戦ぶりの優勝!#F1jp | #F1 | #Formula1 | #KimiRaikkonen | #Kimi7 | #USGP 🇺🇸 https://t.co/tuHaRqWbrZ
— F1-Gate.com (@F1Gate) 2018年10月21日
11位フィニッシュのブレンドン・ハートレーが2ポイント獲得
スペック3エンジンを積んで最後尾からスタートしたトロロッソ・ホンダ勢。
ペナルティーがあったので今回は捨てレース。
次戦からが見物と思って諦めていました。
ライコネン、フェルスタッペン、ハミルトンの戦いが面白すぎて、ガスリー、ハートレーは全く目立ちませんでした。
10番手のセルジオ・ペレスまでは接戦でしたが、ハートレーはギャップが大きく、周回遅れとなっていました。
それでもエリクソンを抑えて11位でフィニッシュしたのはハートレーが頑張った結果です。
……
レース後、エステバン・オコン、ケビン・マグヌッセンが燃料の流量違反で相次いで失格。
ハートレーは9位に繰り上がり、2ポイントを手に入れています。
燃料流量には最大105kg/h、レースで使える燃料105kgという規定があります。
これに2人が抵触したようです。
こんな規定は耐久みたいだと常々思っているのですが、同じCE(コントロール・エレクトロニクス)を使っていて違反が起きるのもおかしい気がします。(以前は全チームCEはマクラーレン製だったのです。今は違うんですかね?)
ともあれ、崖っぷちのハートレーがポイント獲得出来てよかったです。
ガスリーはダメージが車にダメージを負ったようです。
元気がありませんでした。
ピエール・ガスリー 「デブリを拾ってダメージを負ってしまった」#F1jp | #F1 | #PierreGasly | #ToroRossoHonda | #HondaF1 | #USGP 🇺🇸 https://t.co/IkqYL1ChkU
— F1-Gate.com (@F1Gate) 2018年10月22日
結果
F1 2018 第18戦 USGP サーキット・オブ・ジ・アメリカズ – 全59周(2018.10.22)
高低差があり、ロングストレート、高速コーナーが多い反時計回りのサーキット。
見かけ上はくねくねしたコーナーの多いサーキットですが、比較的エンジンパワーは重要。
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 25 |
2 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 18 |
3 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 15 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 12 |
5 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 10 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 8 |
7 | カルロス・サインツ | ルノー | 6 |
8 | エステバン・オコン | フォース・インディア | – |
9 | ケビン・マグヌッセン | ハース | – |
10 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 4 |
11 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 2 |
12 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1 |
13 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | |
14 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | |
15 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | |
16 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | |
r(31) | シャルル・ルクレール | ザウバー | |
r(8) | ダニエル・リカルド | レッドブル | |
r(2) | ロマン・グロージャン | ハース | |
r(1) | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
キミ・ライコネンが勝って本当にうれしかったです。
後3戦も頑張って欲しいです。
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 346 |
2 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 276 |
3 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 221 |
4 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 217 |
5 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 191 |
6 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 146 |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) | 61 |
8 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 57 |
9 | ケビン・マグヌッセン(ハース:20) | 53 |
10 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 50 |
11 | エステバン・オコン(フォース・インディア:31) | 49 |
12 | カルロス・サインツ(ルノー:55) | 45 |
13 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 31 |
14 | ピエール・ガスリー(トロロッソ:10) | 28 |
15 | シャルル・ルクレール(ザウバー:16) | 21 |
16 | ストフェル・バンドーン(マクラーレン:2) | 8 |
17 | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | 7 |
18 | ランス・ストロール(ウイリアムズ:18) | 6 |
19 | ブレンドン・ハートレー(トロロッソ:28) | 4 |
20 | セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ:35) | 1 |
コンストラクターズ・ランキング
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 563 |
2 | フェラーリ | 497 |
3 | レッドブル | 337 |
4 | ルノー | 106 |
5 | ハース | 84 |
6 | フォース・インディア | 59 |
7 | マクラーレン | 58 |
8 | レーシングポイント(※) | 47 |
9 | トロロッソ・ホンダ | 32 |
10 | ザウバー | 28 |
11 | ウィリアムズ | 7 |
※後半戦のフォース・インディアを区別するためにレーシングポイントと表記しています。
2017年のUSGP
チャンピオンシップの状況は昨年とあまり変わりませんね。
ハミルトンはやっぱり強いです。
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