本宮ひろ志という漫画家の代表作を上げるとすると、世代によって様々になると想像します。
私の世代だと「男一匹ガキ大将」や今回取り上げる「硬派銀次郎」、また「俺の空」等になると思います。
もう少し若い世代は「サラリーマン金太郎」あたりを上げるのではないでしょうか?
テレビドラマにもなりましたし。
最近は本宮ひろ志作品がヒットしているということを聞いていませんが、私が小学生の頃から社会人になるまで読み続けた漫画家の一人です。
日本を代表する漫画家ではないかと思っています。
硬派銀次郎
本宮ひろ志傑作選-硬派銀次郎- 全8巻完結(文庫版)(集英社文庫) [マーケットプレイス コミックセット] image by Amazon
今回、私が読んだのは、集英社の文庫版です。
8巻にまとめられています。
この作品は第1部「硬派銀次郎」、第2部「山崎銀次郎」として連載されました。
文庫版では5巻までが第1部。
第2部も「硬派銀次郎」として収録されています。
私は少年ジャンプの愛読者だったので、「硬派銀次郎」が読者賞の読み切り作品として描かれたのを覚えています。
私は、主人公と同じような世代なので、グッと心を掴まれました。
ヒロインの「小沢高子」に憧れました。
中学性だった「山崎銀次郎」が中学卒業と同時に姿を消して第1部が終了。
第2部は高校性として「銀次郎」が戻ってくるところから始まります。
そして高校を中退するような形で再度「銀次郎」は「高子」の前から姿を消すことになります。
この作品は「銀次郎」と「高子」が結婚するところまで描かれています。
暴力的な内容や「銀次郎」がスーパーマン過ぎるあり得ないストーリー展開が主ですが、爽やかな印象をうけるストーリーでしめられています。
本宮ひろ志の中では最も好きな作品です。
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