発売が遅れに遅れていたデヴィッド・ボウイの限定BOX第4弾「ラヴィング・ジ・エイリアン(1983-1988)」の日本盤がやっと来ました。
すでにYouTubeやSpotifyで公開されていますが、なるべく聴かないようにしていました。
やっぱり、楽しみは「Never Let Me Down」の2018年バージョンです。
今までで一番美しいボックス
これまで発売されたデヴィッド・ボウイの限定BOXは黒や青の色合いでした。
ファイヴ・イヤーズ 1969-1973 image by Amazon
フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976 image by Amazon
ア・ニュー・キャリア・イン・ア・ニュー・タウン 1977-1982(完全生産限定盤) image by Amazon
今回は白ベースです。
LOVING THE ALIEN, 1983-1988 [11CD BOX] (128-PAGE HARDBACK BOOK) image by Amazon
今までで最も美しいBOXでした。
黒の「ファイブ・イヤーズ」もよかったですが、BOXデザインはこれが一番だと思います。
「Never Let Me Down」の2018年バージョン
中身はやっぱり「Never Let Me Down(2018)」がよいです。
作り直したらこれほど印象が変わってしまうとは…
今では、このアルバムは結構好きです。
デヴィッド・ボウイのヴォーカルは若々しいし、サウンドに厚みが出て、アルバムの印象が180度変わってしまいました。
でも、こんなアルバムが出てしまうと、(やらないにしても)他のアルバムも作り直せるということになりますよね。
かなり複雑な気持ちです。
他のアルバムでリメイクしたようなものは聴きたくないです。
そうしてみると、当時の「Never Let Me Down」の不出来は、特別なプレゼントになったというわけです。
……
次に楽しみなのはデヴィッド・ボウイが過去の曲を自らリメイクした「Toy」でしょう。
しかし、既に音源が出回ってしまったので、ありがたみが半減してしまいました。
BOX「フー・キャン・アイ・ビー・ナウ?」で発表された「ザ・ガウスター」みたいに聴いたことがなければ本当に喜ばしいでしょう。
「Toy」の音源が漏れてしまったことが残念でなりません。
来年も限定BOX出るのかな?
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ラヴィング・ジ・エイリアン(1983-1988) (完全生産限定盤)
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コメント
80年代に怒涛の如く出された12インチ・シングルは、最初は通常シングルではエデットされてしまう長尺曲のフルバージョンを収録するだけのものでした。
やがて、別ミックス、ダブ・バージョン、インストルメンタル・バージョンなどが主流となりました。
ボウイの12インチも80年代には国内盤も発売されていましたが、90年代になると、12インチに限らずアナログ盤の国内盤は出されなくなりました。
12インチ・バージョンのごく一部は、今回のBOX盤に収録されましたが、未だ沢山のバージョンが未CD化のままです。
一時、音楽配信でかなり発売されていましたが、CD化は恐らくこれから先もないでしょう。
12インチ・シングルはその後も「★」まで出され続けています。
今後のBOX盤には何曲収録されるでしょうか。
aladdindogsさん、ありがとうございます。
12インチ・シングルはCD未発表のものがたくさんあるんですね。
ちょっと残念な気がします。
今後、あっと驚く音源のリリースは期待できないでしょうか?
私は、そんな驚きを期待しています。
「Live (10CD)」は、10CDで3,000円しませんが、10枚全て単品で所有していますので勿論買いませんが、ブートのお買い得セット品ですね。