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コースレイアウトからも分かるようにジル・ビルヌーブ・サーキットはエンジン勝負のサーキットです。
また、シケインとヘアピンでストレートが繋げられているため、ブレーキにも厳しいストップ・アンド・ゴーのサーキット。
このようなレイアウトではホンダに勝ち目はないのかもしれません。
ESとCEを交換したホンダエンジンの真価は?
カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットが、名にし負うパワーサーキットであることから、メルセデスが「フェーズ2」エンジンを投入し、フェラーリがターボチャージャーとMGU-Hを交換するなど、各チームはエンジンのアップグレードを行っています。
ご多分に漏れずホンダエンジンもES(エネルギーストア)とCE(コントロールエレクトロニクス)を交換。エネルギーマネジメントの最適化が勝負所です。
しかし、FPではメルセデス勢、フェラーリ勢に遅れをとっているように見えます。
果たして、予選ではどのような結果になるのでしょうか?
フェルスタッペンはメルセデスとフェラーリと戦うことが出来るのでしょうか?
かなり厳しい状況です。
F1 2019 第7戦 カナダGP FP1結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’12.767 | 31 |
2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’12.914 | 25 |
3 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1’13.720 | 24 |
4 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’13.467 | 26 |
5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’13.905 | 28 |
6 | キミ・ライコネン | アルファ・ロメオ | 1’13.945 | 30 |
7 | カルロス・サインツ Jr. | マクラーレン | 1’13.973 | 34 |
8 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’14.123 | 31 |
9 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント | 1’14.172 | 31 |
10 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1’14.202 | 32 |
11 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’14.246 | 33 |
12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’14.474 | 30 |
13 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’14.570 | 27 |
14 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファ・ロメオ | 1’14.582 | 17 |
15 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’14.645 | 31 |
16 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’14.703 | 36 |
17 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント | 1’14.812 | 32 |
18 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’15.343 | 32 |
19 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1’15.989 | 29 |
20 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1’16.199 | 33 |
ホンダ勢はフェルスタッペンをのぞいて苦労しているように見えます。
F1 2019 第7戦 カナダGP FP2結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1’12.177 | 39 |
2 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’12.251 | 38 |
3 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’12.311 | 46 |
4 | カルロス・サインツ Jr. | マクラーレン | 1’12.553 | 45 |
5 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1’12.935 | 41 |
6 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’12.938 | 8 |
7 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント | 1’13.003 | 39 |
8 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’13.016 | 40 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’13.168 | 42 |
10 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント | 1’13.171 | 37 |
11 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’13.249 | 38 |
12 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’13.345 | 38 |
13 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’13.388 | 22 |
14 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’13.436 | 45 |
15 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’13.521 | 40 |
16 | キミ・ライコネン | アルファ・ロメオ | 1’13.542 | 41 |
17 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’13.598 | 39 |
18 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファ・ロメオ | 1’14.870 | 16 |
19 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1’15.036 | 36 |
20 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1’15.287 | 44 |
ホンダ勢は4台とも同じような位置。
但しフェルスタッペンはウォールに接触したためです。
F1 2019 第7戦 カナダGP FP3結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’10.843 | 19 |
2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1’10.982 | 17 |
3 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’11.236 | 20 |
4 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’11.531 | 19 |
5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’11.842 | 15 |
6 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’11.914 | 19 |
7 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’12.045 | 16 |
8 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’12.154 | 17 |
9 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント | 1’12.175 | 17 |
10 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’12.298 | 23 |
11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’12.305 | 17 |
12 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1’12.337 | 17 |
13 | カルロス・サインツ Jr. | マクラーレン | 1’12.399 | 21 |
14 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’12.423 | 20 |
15 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファ・ロメオ | 1’12.627 | 24 |
16 | キミ・ライコネン | アルファ・ロメオ | 1’12.708 | 19 |
17 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’13.197 | 11 |
18 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1’13.966 | 17 |
19 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1’14.426 | 24 |
20 | ランス・ストロール | レーシング・ポイント | – | 1 |
FP3からフェラーリが好調!
本番でフェラーリがメルセデスに勝てるかどうかが見所です。
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