photo by Jennifer Lynn
ピクサー20周年ということで制作されたアニメーション映画「インサイド・ヘッド」…
え?20周年てなんで? だいぶ前に25周年じゃなかったの? というお話しです。
インサイド・ヘッドはとても面白そう
主人公の少女「ライリー」の5つの感情(喜び・怒り・嫌悪・恐れ・悲しみ)の内、2つの感情がいなくなってしまう(朝の番組では2人が何かに吸い込まれて行っちゃったような…ひょっとすると2人だけじゃないのかも…本題ではないので未確認)という、とてもアニメーションらしいストーリーです。その後、残された感情たちと、感情のなくなったライリーの運命はいかに?
文章で書くとあんまり面白そうじゃないですが、映像は面白そうでしたよ。(ブログにのせると著作権等の問題がありそうなので、避けますが…)
ちなみに感情にそれぞれ名前(?)が付いていました。ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリです。
いなくなるのがどれか忘れてしまいました。すみません。
本題は「ピクサーが20周年ってどういうことよ」ってこと
ピクサー・アニメーション・スタジオですが、あのスティーブ・ジョブズが(CEOを勤めた)作った企業として有名です。(私はMacユーザーなので、Appleのことはよく知っていましたが、ピクサーのことを知ったのはジョブズが亡くなったときなんです。面目ない。)
元々、ピクサーはルーカス・フィルムのコンピュータ部門でした。ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズの第一シリーズを制作したばかりの頃、スティーブ・ジョブズがAppleを追い出された時に得たお金で事業部門を買い取っています。ルーカスフィルムの時代はハードとソフトの両面を事業の柱としていましたので、ジョブズにすれば、テクノロジーとアートの両方の素材を持った魅力的な企業だったのだと思います。
ピクサーの由来は当時のハードウェア「ピクサー・イメージ・コンピュータ」から来ていますので、どちらかというとハードウェアの方に興味があったのかもしれません。
設立は1986年のことです。
スティーブ・ジョブズとジョン・ラセターとの出会い
ジョブズはピクサーで当初ハードやレンダリングソフトを売ろうとしますが、ハードはお茶の間に普及せず(高すぎたのですね)、ソフトはAdobeに破れてしまいます。そんな中でクリエイター部門を最後まで守ることができたのは、ジョン・ラセターと出会ったからかもしれません。そしてあの「トイ・ストーリー」が生まれたのです。
「トイ・ストーリー」の成功後、株式を公開したピクサーは一時ディズニーと肩を並べる企業として成功を収めています。ピクサーのターンニングポイントとなったのはこの長編アニメ「トイ・ストーリー」だったことはいうまでもありませんね。
このあたりは「スティーブ・ジョブズ」に詳しいです。是非、読んでね。
1995年、ピクサー第1回長編アニメ:トイ・ストーリー公開
そうです、20周年とはトイ・ストーリーが公開されてからのことなんですね。
TVだと20周年だけが頭に残りましたが、ググってみると「ピクサー長編アニメーション20周年記念作品」となってました。
短編では同じくジョン・ラセター監督作品の「ティン・トイ」(1988年)があります。
紛らわしいですね。間違ったのは私だけ?
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