最近「伊賀野カバ丸・それから」でカバ丸が復活して、思い出したのが亜月裕さんのコミックを初めて読んだ時のことです。
その昔「伊賀野カバ丸」は大笑いしながら読んでいました。
漫画を読んで笑えるなんて「伊賀野カバ丸」に出会うまでは知りませんでした。
それまでは漫画を読みながら笑っている人を見ると、とても滑稽な感じがしていました。
自分が漫画で笑える人だったということを発見して驚きもありましたが、笑いたくない私を笑わせてしまう亜月裕さんの漫画に感動してしまいました。
「昭和アホ草子 あかぬけ一番!」を思い出した
昭和アホ草紙 あかぬけ一番! 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) image by Amazon
「伊賀野カバ丸・それから」を読み終わって次に読みたくなったのは、このコミックでした。
「伊賀野カバ丸」で亜月裕さんの大ファンになって、出ていたコミックは全部読んだと記憶しています。
しかし、この「昭和アホ草子 あかぬけ一番!」だけは手放してしまっていました。
思い出した理由は手元になかったからです。
なぜ手放したのか?
亜月裕さんのコミックは「伊賀野カバ丸」「かぎりなくアホに近い男」等、学園ものが多く、そのストーリーは現実の高校を基本的には逸脱したものではありません。
そのため、かなり破天荒ではあってもリアリティーを持たせることが出来たのです。
しかし、「昭和アホ草子 あかぬけ一番!」は違っていました。
- 宇宙人が出てくる。
- へんな変身スーツもある。
- 馬がしゃべるし、料理もする。
- 馬が人間に変身する。
- 未来人がやってくる。
等、絶対にあり得ない設定が目白押しです。
このような荒唐無稽なコミックを倦厭したために手放してしまったのだと思い出しました。
再読してみるとそれもあり
昭和アホ草紙 あかぬけ一番! 9 (マーガレットコミックスDIGITAL) image by Amazon
今回、電子書籍を買って読みましたが、1巻から最終巻の第9巻まで一気に読みふけってしまいました。
当時気になっていた荒唐無稽さも今となっては味があります。
この荒唐無稽さは亜月裕さんの作品の中では独特で、それも楽しめる特徴になっています。
最近のコミックでここまで何も考えず楽しめるものは少ないのではないかと思います。
「伊賀野カバ丸」しか読んだことない方。
亜月裕さんの宇宙もの(?)も楽しいですよ。
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