加藤綾子を知ったのは、もちろん朝の番組です。
犬の散歩で朝早く起きるようになった私の情報源は、もっぱら6時台から7時台の情報番組でした。
少し前までは8時台の情報番組も見ていましたが、番組構成が変わって見る価値を失いました。
それからは5時25分〜8時までの番組を録画してみています。
そんな朝の番組で、いつも元気をもらっていた加藤綾子アナウンサーですが、5月からフリーアナウンサーとして朝の番組を卒業してしまいました。
その後は、岡副麻希アナウンサーが癒やしです。
ということで…
加藤綾子の著書「あさえがお」
あさえがお 心のハンドルをぎゅっとにぎる33の言葉 image by Amazon
加藤綾子の本が出ると知ってすぐさまアマゾンで予約しました。
ちょっと見は写真集のような感じです。
「心のハンドルをぎゅっと握る33の言葉」とサブタイトルがふられているので、加藤綾子の写真のページにちょっとした癒やしになるイメージキャッチが添えられた写真集だと思っていました。
ところが、この本はそんなものではなかったのです。
たしかに加藤綾子の撮り下ろし写真ページが24ページ収録されています。
しかし174ページ分の24ページにすぎません。
……
この本の内容は加藤綾子の今までのアナウンサー生活で掴んだ生きるための33の言葉です。
それぞれ、加藤綾子のエピソードや想いをくわえることで、ただの言葉ではない、重みをもった内容になっています。
その中には吉田松陰の言葉からミランダ・カーや明石家さんまの言葉まであります。
吉田松陰はまだしも、ミランダ・カーや明石家さんまは教科書には載りそうにありません。
しかし、加藤綾子の経験を通して語られることによって、人生の教科書として、この本は立派に成り立ってしまっているのです。
……
この本を興味本位で手に取った方、私の様に写真集だと思っていた読者にとって驚きの著であることは間違いありません。
目次を見るだけでも、その言葉にふれて興味を持つはずです。
私が一番好きな言葉は「幸せのハードルは低い方が楽しい」です。
この本を手に取った方も必ず好きな言葉が見つかると思います。
加藤綾子が実際の局アナ生活で得た言葉は、彼女への共感と共に、きっと生きる糧になるでしょう。
この本は新入社員研修にも使えそうな良書でした。
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