Photo by Ari Helminen
ずいぶん前から「バクマン。」というマンガやアニメのことは知っていました。
コミックは、いつか読んでみようと思ってました。
連載は2012年に終了しているので、5年も経ってしまいました。
台詞が多いのに一気に読ませるおもしろさ
バクマン。 1 (ジャンプコミックス) image by Amazon
ジャンプ誌上でジャンプ連載を夢見る若い漫画家のストーリーが連載されるとは、発想が面白いです。
漫画家になるのって大変だということがリアルに伝わってきました。
それにジャンプで人気漫画として生き残っていくことが、どんなにすごいことなのかも分かりました。
ジャンプでジャンプのことを書くのですから真実みがあります。
登場する編集者も同じような人がいるんだろうと想像していたら(鳥嶋専務がいいです)、1巻から20巻まで休まず読んでしまいました。
この漫画は普通のものよりも台詞が多く読みにくい側面もあります。
1冊を読む時間が通常のコミックの1.5倍ぐらいかかったと思います。
…が、それはマイナス面ではなく、作品世界により多くの時間、浸れるというプラス面になっています。
フィクションの塊のような「デスノート」のコンビが、これほどリアルで面白い作品を想像するとは!
思ってもみませんでした。
実写映画にもなっていたとは
アニメは知っていましたが実写映画になっていたとは驚きです。
全く気にもとめていませんでした。
アニメや映画をみていないので、映像作品がどれほどのクオリティーだったのか分かりません。
YouTubeシネマトゥデイ
トレーラーを見る限りでは違和感しかありませんでした。
キャスティングに問題があるのでしょうか?
ジャンプ誌上のコミックとして演出できたリアルは映像作品となったとき、陳腐なフィクションになってしまったのかもしれません。
夢を叶える青春ストーリーはいい
「バクマン。」は漫画家になる、声優になるという夢に向かって若者がひた走る青春ストーリーです。
フィクションがあるとしたら、その「青春」の部分です。
しかし、リアル指向の作品世界がありそうもない夢物語に説得力を持たせてくれました。
そして、より一層の読後の爽快感をもたらしてくれました。
18巻以降のクライマックスは何度も読み返してしまったほどです。
強いて同じような爽快感を味わった作品をあげるなら「いちご100%」かな?
やっぱり若者が夢に立ち向かった作品でした。
こういうストーリーはいいですね。
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