Jさんに好きなアルバムBEST3をコメントでいただきましたので、私のBEST3も考えてみました。
Jさんの書き込み
ベスト3ボウイアルバムは
station to station, lodger, scary monstersです。次点で★とoutsideでしょうか。
※Jさんの書き込みは以下のリンクから
私も3つ選ぼうとしましたが、お気に入りが多すぎます。
そこでBEST10に拡大してみました。(現在のBESTということで発表しておきます。次に選ぶときには変わってしまいそうです…)
※当ページのコメントもご参照下さい。
10位:ティン・マシーン
ティン・マシーン <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品 image by Amazon
「ティン・マシーン」というアルバムはデヴィッド・ボウイのキャリアの中でも特殊な位置づけです。
ボウイは「レッツ・ダンス」〜「ネバー・レット・ミー・ダウン」までのアルバムで商業的な成功を追求していますが、芸術性は失われていきました。
そのリハビリともなったのが「ティン・マシーン」です。
ボウイのアルバムの中では「世界を売った男」と共にハード・ロックの名盤と言えます。
しかし、ボウイのアルバムBEST10にこのアルバムを入れるのは少数派かもしれません。
9位:ヒーローズ
ヒーローズ <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品 image by Amazon
ベルリン3部作の中では最も好きなアルバムです。
鋤田正義さんの撮影したジャケット写真も含めて最高のアルバムの一つです。
しかしながら、他のアルバムがすごすぎて、この位置に入れることにしました。
ボーカル曲が好きなので、その分ハンディがあります。
ロバート・フリップのギターもいいです。
その意味では「スケアリー・モンスターズ」も好きなのですが、なぜかBEST10から漏れてしまいました。
「ティン・マシーン」を入れなければ、そこに「スケアリー・モンスターズ」が入ったと思います。
8位:ステイション・トゥ・ステイション
ステイション・トゥ・ステイション <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品 image by Amazon
デヴィッド・ボウイのベストアルバムから「ステイション・トゥ・ステイション」は外せないアルバムです。
6曲しか入っていませんが、全く捨て曲がありません。
最新作の「★」と関連づけてみても面白いアルバムです。
7位:アウト・サイド
デヴィッド・ボウイ & ブライアン・イーノで生み出された前衛的な傑作アルバムです。
ボウイはこのアルバムの設定のために小説まで書いています。
亡くなる前にもブライアン・イーノと、このアルバムの次を生み出そうと連絡を取っていたといわれています。
それほどにボウイのキャリアの中では特殊でインパクトのあるアルバムです。
何よりデヴィッド・ボウイのインテリジェンスに驚きました。
6位:ザ・ネクスト・デイ
ザ・ネクスト・デイ デラックス・エディション(完全生産限定盤) image by Amazon
「リアリティ」の後、ブランクを経て突然発表されたアルバム。
このアルバムを聞き返すとどの曲も素晴らしい完成度です。
ブランクが長かっただけに、このアルバムにはもっとアウトテイクがあるのではないかと思います。
そんな曲が発表されたら言うことないですね。
5位:郊外のブッダ
Buddha of Suburbia image by Amazon
長い低迷期から復活を遂げたアルバムと言えます。
公式ではティン・マシーン後のソロ復帰は「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」ということになっていますが、このアルバムの方が芸術性・クオリティ共に数段上です。
アンビエントも含め、このアルバムほどボウイの音楽性をストレートに表現しているアルバムはないでしょう。
4位:ジギー・スターダスト
ジギー・スターダスト <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品 image by Amazon
ロック史の中でも重要なアルバムです。
コンセプト・アルバムで「ジギー・スターダスト」の右に出るアルバムは存在しません。
ボウイの中で最も重要なアルバムと言えます。
中でも「Moonage Daydream」はミック・ロンソンのギターが最高な1曲です。
3位:アワーズ…
リアルタイムでデヴィッド・ボウイのアルバムを買ったのは「アワーズ…」が最初です。
そのため、このアルバムの評価は他の方より高くなっていると思います。
私にとってボウイのアルバムの中でも最重要アルバムといえます。
最も聴き込んだアルバムです。
デヴィッド・ボウイの優しさがにじめ出るような曲が数多く含まれていて、年齢が50歳を過ぎてくると「アワーズ…」が最高のアルバムのように思えてくるはずです。
この頃発売されたシングルでは各曲のライブ音源が数多く発表されています。
そのライブ音源がアコースティックな感じで、またいいんですよね。
2位:ブラックスター
このアルバムを手にしたときには歓喜したのですが、数日でボウイの死に直面し、悲嘆に変わってしまいした。
「ブラックスター」は真の傑作アルバムで、これが最後になってしまうとは思ってもみませんでした。
今でも聴き続けていて、他のアーティストのアルバムを聴いてもこれ以上のものを見いだせません。
なるべく早くアウトテイクも聴いてみたいと思います。
1位:ヒーザン
私にとっての最高傑作は「ヒーザン」です。
トニー・ヴィスコンティーが帰ってきたアルバムであり、サウンドの美しさは他のアルバムの追随を許しません。
悲哀に似た感情のこもった歌唱も素晴らしいです。
ボウイはこのアルバムから自らの音楽性に確固たる自信を回復しました。
それが、ライブを「ロウ」セッションと「ヒーザン」セッションの2部構成にした理由だと思います。
アルバム「ロウ」と比べてもこのアルバムの方が勝っていると感じます。
まとめ
今回はスタジオアルバムだけから選びました。
コンピレーションも含めると、この順位が変わってきます。
近いうちにコンピレーションからもベストアルバムを選んでおきたいと思っています。
私のボウイ歴では後半のアルバムの方がポイントが高くなってしまいました。
ボウイを知ってからボウイのアルバムと共に生きてきたような気がしています。
皆さんのデヴィッド・ボウイのアルバムBESTも書き込んでいただけるとうれしいです。
……
以下もご覧下さい。
© bluelady.jp
コメント
各個人の選ぶベスト10は、聴き始めた時期に左右されると思いますね。
私のベスト10は
10位: ヤング・アメリカン
9位: ヒーローズ
8位: ステイション・トゥ・ステイション
7位: ザ・ネクスト・デイ
6位: ★
5位: ダイアモンドの犬
4位: 世界を売った男
3位: アラジン・セイン
2位: ハンキー・ドリー
1位: ジギー・スターダスト
です。
ここ最近のブート物では、2000年のグラストンベリー、ジギー時代のハマースミスのノーダビング盤、サンタモニカの素のバージョンなどの傑作が出ていて、飽きさせませんが、そろそろオフィシャルから未発表集を出して貰いたいです。
aladdindogsさん、ありがとうございます。感謝です。
参考になります。
確かに聴き始めた時期で全然違ってきそうですね。
私の場合、後半に偏ってます。
上から順で。
①ジギー・スターダスト
②★
③スペースオディティ
④ロウ
⑤ヤングアメリカンズ
⑥ダイヤモンドドッグス
⑦アラジンセイン
⑧ネクストデイ
⑨ステーション・トゥ・ステーション
⑩ヒーローズ
2016年5月23日バージョンということで。
①「ジギー」以外は、その時で変わります。
②は迷いましたが、2016年は「★」を選びます。
My best のため、いろいろと聴き返して、⑤~⑦を改めて好きになりました。
見返して見て、「ステーション」はもっと上位なのではないかと。。
たこべいさん、ありがとうございます。
私の場合、ジギー期のアルバムも大好きなんですが、「hours…」以降のアルバムの存在感が強すぎて、ベスト10に入りませんでした。
今更ですが、ベスト10は失敗だったかな、と思っています。
好きなアルバム全部あげた方がよかったかもしれません。
時間が経過して忘れた頃にやってみようと思います。
私もあげちゃいます
1.station to station
2.scary monsters
3.lodger
4.★
5.outside
6.low
7.hunkydory
8.heroes
9.earthring
10.diamond dogs
ですかね^ ^;
Jさん、ありがとうございます。
やっぱり、皆さんのBest10はそれぞれ違っていて面白いですね。
このページを初めて見た方がデヴィッド・ボウイのアルバムを選ぶのは難しそうです。
次は、好きな曲「Best 10」でしょうか。
こんなのは、まぁ勢いで選ばないと無理ですね。
考えておこう。
ぜひ。
たこべいさん、ありがとうございます。
好きな曲はやりたいですね。
でも、継続中の「ベスト・オブ」が終わってからの方が、私としてはうれしいです。
全アルバムちゃんと聴かないと選びづらいです。それに「ベスト・オブ」の結果が先に分かってしまいますし…
というわけで、しばらくお待ち下さい。
次は好きな「ライブ・アルバム&コンピレーション」で1ページか2ページ立ち上げようと思ってます。