書籍の電子化・自炊のはじめ方
【PR】本ページはプロモーションが含まれています。

デヴィッド・ボウイが自ら選曲したベストアルバムは3枚だけ?(「Changesonebowie」「Nothing Has Changed」「iSelect」)

デヴィッド・ボウイの世界

昨日、デヴィッド・ボウイの「美しき魂の告白(Changestwobowie)」を取り上げました。このアルバムが、なぜ忘れられたアルバムとなったのか疑問でしたが、aladdindogsさんからコメントを頂きました。

このアルバムはRCAが出したベストアルバムでボウイの意向は反映されていないものだったのです。

対して、最初のベストアルバム「魅せられし変容(Changesonebowie)」の方はデヴィッド・ボウイが自選した曲によるベストアルバムです。

これでは「美しき魂の告白(Changestwobowie)」が表に出てこないのも当然の成り行きでした。

……

aladdindogsさんとコメントでやりとりして、デヴィッド・ボウイは自らの選曲によるベスト盤を3枚発表していることが分かりました。

このページではそれらのベストアルバムをまとめてみます。

スポンサーリンク

魅せられし変容(Changesonebowie)

魅せられし変容 ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ 40thアニヴァーサリー・エディション
魅せられし変容 ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ 40thアニヴァーサリー・エディション image by Amazon

デヴィッド・ボウイの最初のベスト盤が「ステイション・トゥ・ステイション」と同時期に発表された「魅せられし変容(Changesonebowie)」です(1976年5月)。

昨年40周年記念盤が発売されたのを機に購入しました。

ジャケットのボウイがカッコいいです。

このアルバムについてはボウイの最初のベストアルバムという認識はあったのですが、ボウイ自身が曲をピックアップしているということを知りませんでした。(…というより重視してませんでした。)

到着しました40周年記念盤「Changesonebowie」!!! さて、期待したクリア・ヴァイナルは入っているでしょうか?
1976年5月20日、デヴィッド・ボウイ初のベストアルバムとして登場したのが「Changesonebowie」です。 このほど、40周年記念としてアナログ、CD共に再発されました。 アナログ盤の目玉はランダムでクリア・ヴァイナルとブラック・...
スポンサーリンク

Nothing Has Changed

Nothing Has Changed
Nothing Has Changed image by Amazon

デヴィッド・ボウイが生前に発表した最後のベストアルバムです。
3CD、2CD、1CDの3つのバージョンで2014年に発売されました。

私が最も好きなベストアルバムです。

この3CDバージョンを購入すれば、デヴィッド・ボウイの全キャリアをふり返ることができます。(「★」の曲「Sue (Or In A Season Of Crime)」も入っています。)

デヴィッド・ボウイ最後のベストアルバム「ナッシング・ハズ・チェンジド〜オールタイム・グレイテスト・ヒッツ(Nothing Has Changed [The Best Of David Bowie])」
Photo by cea +  2014年11月デヴィッド・ボウイの生前最後のベストアルバム「ナッシング・ハズ・チェンジド〜オールタイム・グレイテスト・ヒッツ」が発売されました。 前年「The Next Day Extra」が発売されたばか...
スポンサーリンク

iSelect

Select
iSelect image by Amazon

このアルバムは元々は英新聞「The Mail On Sunday」が2008年に無料で配布したものです。
その直後に発売された「Live Santa Monica ’72」BoxのPR目的だと思われます。

その後、公式のベスト盤としてリリースされました。

選曲は以下。

Bowie:iSelect

  1. Life on Mars?
  2. Sweet Thing/Candidate/Sweet Thing
  3. The Bewley Brothers
  4. Lady Grinning Soul
  5. Win
  6. Some Are
  7. Teenage Wildlife
  8. Repetition
  9. Fantastic Voyage
  10. Loving The Alien
  11. Time Will Crawl (MM Remix)
  12. Hang On To Yourself (Live)

ボウイが選んだだけあって、なかなか渋い選曲になっています。

「Some Are」が入っていたり、評価が低いアルバム「トゥナイト」「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」から「Loving The Alien」「Time Will Crawl」が選ばれています。

また、最後はPR用に「Hang On To Yourself (Live)」が収録されているのがそつないです。

……

そしてもう一つ、私は以下もデヴィッド・ボウイが選曲したアルバムとしてピックアップしておきたいと思います。

All Saints(Collected Instrumentals 1977-1999)

All Saints: Collected Instrumentals 1977-1999
All Saints: Collected Instrumentals 1977-1999 image by Amazon

このアルバムはデヴィッド・ボウイがクリスマス・ギフトとして93年に家族や知人に配ったプライベートCDがオリジナルです。

当然、オリジナル版はボウイ自身が選曲したものでしょう。

しかし、公式アルバムとして発売された際に数曲が差し替えられているため、ボウイ自選の楽曲で全てが構成されているとは言い難いのですが、ほぼ自選ということにしておきます。

デヴィッド・ボウイの才能が結実した驚異のコンピレーションアルバム「オール・セインツ(ALL SAINTS:COLLECTED INSTRUMENTALS 1977-1999)」(2001年7月発表)
image by Jason Hickey  デヴィッド・ボウイのアルバム「ロウ」と「ヒーローズ」を聴いた時、馴染めなかったのは、ボーカル・パートとアンビエント・パートを持っていたということに起因します。 アルバムとして未完成なアンバランス...

© bluelady.jp


コメント

タイトルとURLをコピーしました