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デヴィッド・ボウイのベスト盤「レガシー」の2CD盤がやっと来ました。
1CDの記事も書いていますが2CDについても書いてみたいと思います。
もともと日本盤を予約していたのですが、US盤に変更したら「在庫なし」になってしまい、発売されてからEU盤を買い直したので、こんなに遅くなってしまいました。
「レガシー」発売前の記事は以下。
2枚組ではいい曲が漏れます。
デヴィッド・ボウイのキャリアを2枚組のCDに総括するのは、無理があるというのがこのベスト盤の印象です。
また、オールタイムベストをうたいながら1曲も収録されなかったアルバムもあります。
デラムのファーストアルバム、「ティン・マシーン」の2枚、「ネバー・レット・ミー・ダウン」の曲が収録されていません。
これらはしかたないとしても「ブッダ・オブ・サバービア」の曲が1曲も選曲されなかったことが残念です。
この名盤からは「Buddha of Suburbia」「Strangers When We Meet」あたりはベスト選曲の中に入ってもおかしくないと思います。
収録する曲が多くなりすぎるので、「ブッダ・オブ・サバービア」はサントラということにしてしまった。…ということなのでしょうね。
Nothing Has Changed image by Amazon
以前も書いたように「Nothing Has Changed」の3枚組がベストとしてはちょうどよいと思います。「Buddha of Suburbia」「Strangers When We Meet」も収録されています。
選曲に入っていないアルバムは「ティン・マシーン」の2枚のみです。
バージョンは違いますが、「★」の「Sue (Or In A Season Of Crime)」も収録されています。
Nothing Has Changedの2枚組と比べてみると…
Nothing Has Changed image by Amazon
「Nothing Has Changed」にも2枚組があるので、今回の「レガシー」と比べてみました。
なんと2枚目の13曲目「Thursday’s Child」まで全く同じ順序で入っています。
それ以降を比較して見ると…
Nothing Has Changed
- Everyone Says ‘Hi’ (Edit)
- New Killer Star (Radio Edit)
- Love Is Lost (Hello Steve Reich Mix by James Murphy for the DFA Edit)
- Where Are We Now?
- Sue (Or In A Season Of Crime)
Legacy
- Slow Burn (Radio Edit)
- Everyone Says ‘Hi’ (Edit)
- New Killer Star (Radio Edit)
- Where Are We Now?
- Lazarus (Radio Edit)
- I Can’t Give Everything Away (Radio Edit)
ということになります。
「Slow Burn (Radio Edit)」「Lazarus (Radio Edit)」「I Can’t Give Everything Away (Radio Edit)」が追加されていますが「Love Is Lost (Hello Steve Reich Mix by James Murphy for the DFA Edit)」「Sue (Or In A Season Of Crime)」が漏れてしまいました。
これらのベスト盤は、ほぼ同じですね。
こういうベスト盤もいいのですが、未発表曲のみを集めたようなコンピレーションも出してほしいものです。
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