「デヴィッド・ボウイ インタヴューズ」と同時に届いたのが、河出書房新社の「デヴィッド・ボウイ 増補新版」です。
2013年5月に出版された「総特集 デヴィッド・ボウイ」は持っていたのですが、表紙が全く異なっていたので、買ってみました。
このムックはよく出来ています。
史上最も美しいマグショットを使った旧版
少し旧版のことも触れておきます。
このムックはアルバム「ザ・ネクスト・デイ」をひっさげて、デヴィッド・ボウイの10年ぶりのカムバックにあわせて発売されたものです。
表紙にはデヴィッド・ボウイが大麻所持の容疑で警察にやっかいになった際のマグショットが使われています。1976年のことです。
こんなにスッキリとした顔のマグショットは他にはないでしょう。
結局不起訴になったのですが、この写真が撮られただけでも価値があります。
このまたとないマグショットを表紙にしたこのムックもセンスがありますね。
今度はアラジン・セイン
そして増補盤の表紙はアラジン・セインとなりました。
アラジン・セインのジャケット写真ほど、デヴィッド・ボウイを感じさせる写真はありません。
この表紙を見ただけでこの本が欲しくなりました。
……
内容は旧版よりもさらに充実していました。
ページ数は223ページから255ページに増えています。
それだけでも内容の充実ぶりが分かります。
言うまでもなくボウイの死に関する記事や追悼記事が増えています。
さらにディスコグラフィは「★」「ラザルス」も追加されています。
「★」について発表後の解説を読んだのは、この本が最初になりました。
高洲宏志の「逆説的な解釈」は納得出来るものでした。
……
この本で私が好きなのは旧版にもあった「デヴィッド・ボウイ語録」と「デヴィッド・ボウイ曼荼羅」です。
「デヴィッド・ボウイ語録」は分かりやすいので説明しません。
「デヴィッド・ボウイ曼荼羅」はデヴィッド・ボウイ関連の200のアルバムが紹介されています。
さらに今回の増補版で書籍や映画が加わりました。
こういうものを見ていると私も同じ書籍や映画に触れてみたくなりました。
「デヴィッド・ボウイ曼荼羅」のようなマニアックな企画が好きです。
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