カタロニア・サーキットは雪です。
There’s probably snow way we’ll get to drive this morning #F1Testing ❄️ pic.twitter.com/lojQPQkO70
— Toro Rosso (@ToroRosso) 2018年2月28日
これではテストのしようがありません。
サーキットは赤旗のままで待機状態です。
テストが始まるまで、今まで2日間のテストで気になったことをまとめてみたいと思います。
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレイの感想
参照 ブレンドン・ハートレー 「マクラーレンはホンダを切るというミスを犯した」(F1-Gate)
ブレンドン・ハートレイのコメントはよかったです。
ドライバーからこういうことを発信してくれるといいですね。
今度はレースで証明されることを願っています。
これまでのテストではホンダエンジンにトラブルは出ていません。
マクラーレンのタイヤ戦略
The morning's run programme continues as planned – lots of aero tests, lots of information gathered. Good work, Stoff. #BarcelonaTest pic.twitter.com/Qk0nN2yAeI
— McLaren (@McLarenF1) February 27, 2018
テスト1日目、フェルナンド・アロンソはスーパーソフトタイヤを選んでいました。
そして2日目にバンドーンが選んだのは最も柔らかいハイパーソフトでした。
他のライバルチームがミディアムやソフトで走行する中、柔らかいタイヤを選んでいたことになります。
これまでのテストで上位10番手までのタイムを見てみると、バンドーンは4位につけています。
セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | Soft | 1分19秒673 |
バルテリ・ボッタス | メルセデス | Medium | 1分19秒976 |
ダニエル・リカルド | レッドブル | Medium | 1分20秒179 |
ストフェル・バンドーン | マクラーレン | Hypersoft | 1分20秒325 |
マックス・フェルスタッペン | レッドブル | Medium | 1分20秒326 |
キミ・ライコネン | フェラーリ | Soft | 1分20秒506 |
ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | Medium | 1分20秒547 |
カルロス・サインツ | ルノー | Soft | 1分21秒212 |
ピエール・ガスリー | トロロッソ | Soft | 1分21秒318 |
ロバート・クビサ | ウィリアムズ | Soft | 1分21秒495 |
なかなかいいのですが、タイヤが最も柔らかいものということを考えると、上位のチームとはまだ差があるようです。
マクラーレンのタイヤチョイスは少しでもいいタイムで上位との差が詰まっていることを見せつけたいように思えます。
マクラーレンのマシンのすかすかなサイドポンツーンを見てしまうと、タイヤチョイスで速さをアピールして、スポンサーを獲得したいんだろうなと邪推してしまいます。
ロバート・クビサはシロトキンより速かった
テスト2日目のウィリアムズは午前セルゲイ・シロトキン、午後ロバート・クビサがステアリングを握っています。
2人のドライバーはマシンは同じ条件で走行しているので、力量がわかるというものです。
結果、クビサ:1分21秒495、シロトキン:1分21秒822というタイムになっています。
私は最初からクビサの方がレースドライバーにふさわしいと思っています。
2日間のテスト結果
●バルセロナテスト初日:2月26日
順位 | ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回 |
---|---|---|---|---|
1 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分20秒179 | 105 |
2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分20秒349 | 58 |
3 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分20秒506 | 80 |
4 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分20秒547 | 73 |
5 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分21秒339 | 51 |
6 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分22秒168 | 26 |
7 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分22秒327 | 25 |
8 | ブレンドン・ハートレー | トロ・ロッソ | 1分22秒371 | 93 |
9 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分22秒452 | 46 |
10 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分22秒578 | 55 |
11 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分23秒408 | 63 |
12 | ニキータ・マゼピン | フォース・インディア | 1分25秒628 | 22 |
13 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分44秒148 | 28 |
●バルセロナテスト2日目:2月27日
順位 | ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回 |
---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分19秒673 | 98 |
2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分19秒976 | 94 |
3 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分20秒325 | 37 |
4 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分20秒326 | 67 |
5 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分21秒212 | 65 |
6 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ | 1分21秒318 | 82 |
7 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分21秒495 | 48 |
8 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分21秒822 | 52 |
9 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分21秒841 | 79 |
10 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分22秒721 | 81 |
11 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分22秒727 | 36 |
これまでの結果を見ると3強は今までどおり、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのようです。
それに続くのがルノーだと思います。
マクラーレンはどの位置なのでしょう?
タイヤが違うのでイマイチ分かりません。
中段の先頭を走るのはトロロッソ・ホンダであって欲しいと思います。
かなり有望です。
20時(日本時間)赤旗は解除されたようですが…
ハートレイがコースに出たようです。
ソリに乗って。。。
2018年プレシーズンテスト3日目(2/28)
この後、21時31分(日本時間)最初にコースインしたのはマクラーレンのフェルナンドアロンソです。
さらに21時57分、レッドブルのリカルドがスタートしています。
テストの残り時間がほとんどなくなったところで、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレイもコースインし、2周走行しています。
最多周回数を記録したのはアロンソで、11周に留まっています。
コースに出たのはマクラーレン、レッドブル、トロ・ロッソ、ウィリアムズ、ザウバーの5チームのみ。
結局、テストにならない1日でした。
2018年プレシーズンテスト3日目・最終結果
順位 | ドライバー | チーム | タイヤ | ベストタイム | 周回 |
---|---|---|---|---|---|
1 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | ウエット | 2分18秒545 | 11 |
2 | ダニエル・リカルド | レッドブル | No Time | 2 | |
3 | ブレンドン・ハートレー | トロ・ロッソ | No Time | 2 | |
4 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | No Time | 1 | |
5 | マーカス・エリクソン | ザウバー | No Time | 1 | |
6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | No Time | 0 | |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | No Time | 0 | |
8 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | No Time | 0 | |
9 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | No Time | 0 | |
10 | ロマン・グロージャン | ハース | No Time | 0 | |
11 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | No Time | 0 |
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2017年のバルセロナテストは以下
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