Photo by Franziska ※2015 British GP
オープニングラップ、メルセデスのチームメイト同士の接触で始まったスペインGP。
バトルはレッドブル vs フェラーリとなります。
戦略的に各チームメイトが分かれるなか、このレースでトロ・ロッソからレッドブルに移籍したばかりのマックス・フェルスタッペンが堂々の優勝を飾りました。
参照 Race highlights – Spain 2016(formula1.com)
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— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) May 15, 2016
なぜ戦略が分かれたのか?
レッドブルのリカルドとフェラーリのベッテルは3ストップ作戦をとります。
トップを走っていたリカルドが何故あえて3ストップに挑んだのか?
レース直後ではこの戦略は謎のままです。
さらにベッテルも3ストップを採用し、レースはフェルスタッペン vs ライコネンの戦いとなっていきます。
しかし、このスペインGPのコースは抜きにくいコース。
トップ争いは淡々と進み、フェルスタッペンが初優勝を勝ち取ったのです。
フェルスタッペンは堂々としたレースで、18歳227日でF1最年少優勝記録を更新しました。
リカルドの3ストップ戦略はミスだと思えます。
2ストップであればリカルドの優勝だったでしょう。
リカルド vs ベッテルのバトルが迫力
3ストップ同士の3位ベッテルと4位リカルドのバトルは迫力がありました。
リカルドは思い切ってブレーキを遅らせ、ベッテルのインをつきます。
一時、ベッテルをおさえたものの、無理なラインとスピードでベッテルをパスするまでには至りませんでした。
最後にはリカルドのタイヤはバーストしてしまい、ベッテルを追いきることができず、無念の4位に終わっています。
マクラーレン・ホンダはバトンが9位 アロンソはリタイア
バトンは戦略通り2ストップで9位入賞です。
アロンソはエンジンパワーを失ってリタイアという残念な結果となっています。
バトンの結果はポイント獲得できてよかったのですが、メルセデスが2台ともリタイアしたにも関わらず、9位止まりとは情けないような気もします。
予選ではアロンソの頑張りでQ3に進みましたが、マクラーレン・ホンダはまだまだパフォーマンスが足りません。
シャシーはまとまってきましたが、エンジンパワーは上位チームに対抗できません。
もっとホンダには頑張ってもらいたいと思います。
結果
メルセデスにしてもレッドブルにしてもチームメイト同士のいさかいに発展しそうな結果に終わっています。
F1 2016 第5戦 スペインGP(2016.5.15)
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 25 |
2 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 18 |
3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 15 |
4 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 12 |
5 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 10 |
6 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 8 |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 6 |
8 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 4 |
9 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 2 |
10 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1 |
11 | エステバン・グティエレス | ハース | |
12 | マーカス・エリクソン | ザウバー | |
13 | ジョリオン・パーマー | ルノー | |
14 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | |
15 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | |
16 | パスカル・ウェーレイン | マノー | |
17 | リオ・ハリアント | マノー | |
r(62) | ロマン・グロージャン | ハース | |
r(47) | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | |
r(22) | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | |
r(0) | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | |
r(0) | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ニコ・ロズベルグ(メルセデス:6) | 100 |
2 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 61 |
3 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 57 |
4 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 48 |
5 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 48 |
6 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 38 |
7 | フェリペ・マッサ(ウイリアムズ:19) | 36 |
8 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 29 |
9 | ダニール・クビアト(トロ・ロッソ:26) | 22 |
10 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 22 |
11 | カルロス・サインツ(トロ・ロッソ:55) | 12 |
12 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 8 |
13 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 8 |
14 | ケビン・マグヌッセン(ルノー:20) | 6 |
15 | ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア:27) | 6 |
16 | ジェンソン・バトン(マクラーレン:22) | 3 |
17 | ストフェル・バンドールン(マクラーレン:47) | 1 |
– | ジョリオン・パーマー(ルノー:30) | [11] |
– | エステバン・グティエレス(ザウバー:21) | [11] |
– | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | [12] |
– | パスカル・ウェーレイン(マノー:94) | [13] |
– | フェリペ・ナッセ(ザウバー:12) | [14] |
– | リオ・ハリアント(マノー:88) | [17] |
コンストラクターズ・ランキング
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 157 |
2 | フェラーリ | 109 |
3 | レッドブル | 94 |
4 | ウィリアムズ | 65 |
5 | トロ・ロッソ | 26 |
6 | ハース | 22 |
7 | フォース・インディア | 14 |
8 | マクラーレン | 12 |
9 | ルノー | 6 |
10 | ザウバー | [12] |
11 | マノー | [13] |
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