Photo by Marcel Ruf
F1ドイツGP決勝は母国のニコ・ロズベルグに期待がかかりました。
しかし、スタートに失敗し、ハミルトンとレッドブル勢に先行されてしまいます。
各チームは概ね3ストップ戦略をとり、順位が見えてくるまで時間がかかりました。
結果的に、ロズベルグがフェルスタッペンを押し出したことで、4位に後退した以外は順当な結果となりました。
表彰台はハミルトン、リカルド、フェルスタッペンの3人です。
今回のレースはスタートで決まったと言えるでしょう。
参照 Race highlights – Germany 2016(formula1.com)
フェラーリ vs レッドブル
フェラーリはホッケンハイムリンクのようなパワーサーキットでもレッドブルに遅れをとりました。
完全に3位チームに後退してしまいました。
レッドブルのロータス・エンジンはどの程度のパワーを持っているのか分かりにくいです。
ワークスのルノーは低迷しているにもかかわらずレッドブルはメルセデスに続いています。
レッドブルのシャシーが最も早いシャシーであることに間違いはなさそうです。
ロズベルグのように自滅することが多いドライバーには十分対抗できますね。
マクラーレン・ホンダはバトン8位入賞
マクラーレン・ホンダは残り4周まではバトン9番手、アロンソ10番手を走行し、ダブル入賞が期待されました。
しかし、フロントタイヤに苦しんでいたアロンソはペレスとグティエレスに抜かれ12位フィニッシュになってしまいました。
少し残念な結果です。
しかし、バトンが頑張って残り2周でウイリアムズのボッタスを抜き8位入賞となりました。
結果
F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが圧勝 https://t.co/SKi9XvNOwW #F1 #f1jp
— F1-Gate.com (@F1Gate) July 31, 2016
F1 2016 第12戦 ドイツGP ホッケンハイムリンク – 全67周(2016.7.31)
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 25 |
2 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 18 |
3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 15 |
4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 12 |
5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 10 |
6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 8 |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 6 |
8 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 4 |
9 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 2 |
10 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1 |
11 | エステバン・グティエレス | ハース | |
12 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | |
13 | ロマン・グロージャン | ハース | |
14 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | |
15 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | |
16 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | |
17 | パスカル・ウェーレイン | マノー | |
18 | マーカス・エリクソン | ザウバー | |
19 | ジョリオン・パーマー | ルノー | |
20 | リオ・ハリアント | マノー | |
r(58) | フェリペ・ナッセ | ザウバー | |
r(36) | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ |
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 217 |
2 | ニコ・ロズベルグ(メルセデス:6) | 198 |
3 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 133 |
4 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 122 |
5 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 120 |
6 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 115 |
7 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 58 |
8 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 48 |
9 | フェリペ・マッサ(ウイリアムズ:19) | 38 |
10 | ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア:27) | 33 |
11 | カルロス・サインツ(トロ・ロッソ:55) | 30 |
12 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 28 |
13 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 24 |
14 | ダニール・クビアト(トロ・ロッソ:26) | 23 |
15 | ジェンソン・バトン(マクラーレン:22) | 17 |
16 | ケビン・マグヌッセン(ルノー:20) | 6 |
17 | パスカル・ウェーレイン(マノー:94) | 1 |
18 | ストフェル・バンドールン(マクラーレン:47) | 1 |
– | エステバン・グティエレス(ザウバー:21) | [11] |
– | ジョリオン・パーマー(ルノー:30) | [11] |
– | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | [12] |
– | フェリペ・ナッセ(ザウバー:12) | [12] |
– | リオ・ハリアント(マノー:88) | [15] |
コンストラクターズ・ランキング
レッドブルとフェラーリの順位がついに入れ替わりました。
マクラーレン・ホンダはトロ・ロッソに、あと3ポイントです。
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 415 |
2 | レッドブル | 256 |
3 | フェラーリ | 242 |
4 | ウィリアムズ | 96 |
5 | フォース・インディア | 81 |
6 | トロ・ロッソ | 45 |
7 | マクラーレン | 42 |
8 | ハース | 28 |
9 | ルノー | 6 |
10 | マノー | 1 |
11 | ザウバー | [12] |
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コメント
JBは意外な健闘でした。
なにより驚きなのはここまでHONDAのPUに目立った
トラブルが起きていない信頼性の向上です。
ドライバーがパワーと燃費に不満を漏らしているようですが
課題はICEの燃焼効率でしょうか。
AW11さん、書き込みありがとうございます。
今年のHONDAは安心して見ていられますね。
ただ、パワーが足りないのはICEなのかERSなのかイマイチわかりません。
まだVバンク内に「軸流コンプレッサー」をおさめたままならば、コンプレッサーを大きくできないということも考えられるかもしれません。
何にしても来期トークンが撤廃されれば自由に開発できるはずなので、来年が勝負です。
今年は残りのトークンをどこで消費するのか、ドキドキしながら見ています。