
Photo by Jen_ross83
F1は夏休みが明け、後半戦に突入しました。
一番のニュースはマクラーレン・ホンダがついに大規模なエンジンアップグレードを投入したことです。
後半戦の始まるベルギーGPにおいて7つのトークンを使用し、内燃機関とターボを改良してきました。
あとは3つのトークンを残すのみとなっているので、ここで投入されたエンジンが今年のマクラーレン・ホンダの戦いを占うことになるでしょう。
しかし、圧倒的強さを誇るメルセデスも5トークンを消化しているためトップとの差を大きく縮めることは難しいようです。
さらにフリープラクティスでフェルナンド・アロンソのパワーユニットにトラブルが発生し、交換を余儀なくされています。
このためアロンソはパワーユニットの使用規定数を超えてしまい予選の結果によらず、最後尾からの決勝スタートが決まってしまいました。
パワー依存が高いスパ・フランコルシャン・サーキットでホンダパワーはどこまで行けるでしょうか?
アロンソはトラブルで1周もできず
期待されたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは全く周回することができませんでした。
Q1の終盤、コースには出たもののマシンを止めています。
エンジンを交換してしますし、何らかのトラブルが出た模様です。
…残念。
バトンはQ3に進出し予選を9番手で終える
一方、ジェンソン・バトンはエンジン交換でまともにタイムアタックしなかったハミルトンの抜けたQ3争いを、10番手で突破。
ホンダパワーでメルセデスパワー、フェラーリパワーに続く結果を見せたのです。
今回のアップグレードは、ひとまず成功と言えるでしょう。
パワーサーキットでQ3に進み、さらにミスしたマッサの上に行けたことは素晴らしい成果でした。
予選結果
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1’46.744 |
| 2 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1’46.893 |
| 3 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1’46.910 |
| 4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’47.108 |
| 5 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1’47.216 |
| 6 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1’47.407 |
| 7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1’47.543 |
| 8 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1’47.612 |
| 9 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 1’48.114 |
| 10 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1’48.263 |
| 11 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’48.316 |
| 12 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1’48.485 |
| 13 | エステバン・グティエレス | ハース | 1’48.598 |
| 14 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1’48.888 |
| 15 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1’49.038 |
| 16 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1’49.320 |
| 17 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | 1’48.901 |
| 18 | エステバン・オコン | マノー | 1’49.050 |
| 19 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1’49.058 |
| 20 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1’49.071 |
| 21 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’50.033 |
| 22 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | – |
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