Photo by Nick Webb
ついに2016年F1もアブダビGPで最後となりました。
この予選を前にジェンソン・バトンは事実上の引退を認め、2016年を最後にF1を去る決意を固めたようです。(2017年はマクラーレンのアンバサダー)
2015年、2016年のマクラーレン・ホンダはパフォーマンスがなく、バトンの引退を飾ることができませんでした。
しかし、この2年間でパワーユニットは大きく進化し、中段グループで戦えるマシンに成長したことは評価出来るでしょう。
バトンには来年も頑張って欲しかったのですが、残念です。
フォース・インディアを抜けなかったマクラーレン・ホンダ
アロンソの予選9番手、バトンの12番手は今年の定位置のようになってしまいました。
結局マクラーレン・ホンダはメルセデス・エンジンをつんだフォース・インディアを追い越すことが出来ませんでした。
今回の予選結果もそうですが、獲得ポイントが実力差を示しています。
同じエンジンをつんだウイリアムズとは戦えるところまで来たことを思うと、フォース・インディアとの差はシャシーにあるのでしょう。
マクラーレンのような大きなチームがフォース・インディアに劣ったままだったことは2017年シーズンに不安を残す結果となりました。
ただ、来年はマシンのレギュレーションが大きく変わることになるので、ふたを開けてみないと何とも言えません。
ロズベルグはチャンピオンを獲得できるでしょうか?
ここまで来ればニコ・ロズベルグにチャンピオンになって欲しいと思います。
トラブルさえ無ければチャンピオンになれるはずです。
ハミルトンにポールを奪われたとしても心配なのはインシデントとマシントラブルのみです。
明日の新チャンピオンに期待します。
予選結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’38.755 |
2 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1’39.058 |
3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1’39.589 |
4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1’39.604 |
5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’39.661 |
6 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1’39.818 |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1’40.501 |
8 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1’40.519 |
9 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1’41.106 |
10 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1’41.213 |
11 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1’41.084 |
12 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・ホンダ | 1’41.272 |
13 | エステバン・グティエレス | ハース | 1’41.480 |
14 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’41.546 |
15 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1’41.820 |
16 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1’41.995 |
17 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1’42.003 |
18 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1’42.142 |
19 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | 1’42.247 |
20 | エステバン・オコン | マノー | 1’42.286 |
21 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1’42.393 |
22 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1’42.637 |
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