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プレシーズン・テストの前半、最終日となった3月2日は人工的にウエット・コンディションをつくりテストが行われました。
ランス・ストロールがマシンを壊してしまったウィリアムズはテスト最終日に参加することが出来ませんでした。
マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが最終日のテストを担当しています。
マクラーレン・ホンダ
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— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) March 3, 2017
ストフェル・バンドーンは67周を周回し、当日予定されていたテストの全てを完了させています。
最終日は、ウエットからドライに変わるコンディションの中で行われていますので、タイムはそれほど重要ではありません。
しかし、バンドーンがウルトラソフトを履いてたたき出した、1分22秒576はメルセデスから3秒近く遅れているという事実は、あまり気持ちのいいものではありません。
2015年のようなことはないでしょうが、昨年のように中位グループに留まってしまうことも歓迎できません。
本番用のエンジンを積む予定のプレシーズン・テスト後半ではしっかりタイムを伸ばしてくれることを願っています。
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メルセデスとトロ・ロッソにトラブル
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— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) March 2, 2017
メルセデスエンジンに電気系トラブルが発生し、ルイス・ハミルトンは出走出来ずに午前中のテストを終了しています。
また、トロ・ロッソもルノーエンジンのトラブルによって1周しか周回できませんでした。
マクラーレン・ホンダにトラブルが起きると騒ぎ立てるプレスですが、プレシーズンテストでの信頼性は何処も似たようなものだと分かります。
ただし、フェラーリだけは別格のように感じました。
今年はフェラーリがいいところに行きそうですね。
順位 | ドライバー | マシン | タイム | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | キミ・ライコネン | フェラーリ SF70-H | 1’20.872 | 93 |
2 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル RB13 | 1’21.769 | 85 |
3 | ジョリオン・パーマー | ルノー R.S.17 | 1’21.778 | 39 |
4 | ロマン・グロージャン | ハースF1 VF-17 | 1’22.309 | 118 |
5 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー C36 | 1’22.401 | 84 |
6 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア VJM10 | 1’22.534 | 82 |
7 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン MCL32 | 1’22.576 | 67 |
8 | バルテリ・ボッタス | メルセデス W08 | 1’23.443 | 68 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー R.S.17 | 1’24.974 | 51 |
10 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ STR12 | – | 1 |
来週のプレシーズンテストは7日(火曜日)から4日間です。
いよいよマクラーレン・ホンダの実力が見えてくるはずです。
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