
Photo by Takayuki Suzuki
FP3でエンジンをスペック3からスペック2に戻したトロロッソ・ホンダ。
決勝でブレンドン・ハートレーはさらにエンジン交換を敢行。
最後尾からのスタートとなりました。
おそらくスペック2からスペック3に載せ替えたものと思われます。
これでホンダはエンジンのデータをとりたかったのですが…
(追記)
再度エンジン交換を行ったハートレーのエンジンはスペック2だったようです。
トロロッソ・ホンダは両ドライバー共にスピン
ピエール・ガスリーもブレンドン・ハートレーもレース序盤でスピン。
リタイアしてしまいました。
何が起こったのか分かりません。
これではエンジンのテストも出来ませんでした。
エンジン性能がどれほど上がったのか注目されたにも関わらず、この結果では何も分かりません。リタイアの理由も釈然としませんでした。
レース後のリリースを待つしかなさそうです。
日本GPでのトロロッソ・ホンダの活躍に黄色信号です。
(追記)
その後、スピンの原因はブレーキトラブルと分かりました。
ベッテル、アンダーカットでハミルトンの前へ
タイヤ交換でフェラーリ・ベッテルはアンダーカット。
ハミルトンの前に出ます。
その後のベッテルvsハミルトンは見応えがありました。
結局、ハミルトンがベッテルをオーバーテイク。
すごかった。
でも、ロシアではメルセデスが強すぎます。
メルセデスはチームオーダーで盤石
レース中盤、ベッテルに追われるハミルトンとボッタスは、チームオーダーで順位を入れ替える展開。
ベッテルをボッタスに抑えさせ、ハミルトンを勝たせる戦略に出ます。
そのままハミルトンがトップフィニッシュしています。
これで、セバスチャン・ベッテルのチャンピオンは難しくなりました。
結果
F1 2018 第16戦 ロシアGP ソチ・オートドローム – 全53周(2018.9.30)
19個のコーナーをもっているものの、結果を見ると高速サーキット。
滑りやすい路面が特徴。
| 順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 25 |
| 2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 18 |
| 3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 15 |
| 4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 12 |
| 5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 10 |
| 6 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 8 |
| 7 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 6 |
| 8 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 4 |
| 9 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 2 |
| 10 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1 |
| 11 | ロマン・グロージャン | ハース | |
| 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | |
| 13 | マーカス・エリクソン | ザウバー | |
| 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | |
| 15 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | |
| 16 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | |
| 17 | カルロス・サインツ | ルノー | |
| 18 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | |
| r(4) | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | |
| r(4) | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
ドライバーズ・ランキング
| 順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 306 |
| 2 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 256 |
| 3 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 189 |
| 4 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 186 |
| 5 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 158 |
| 6 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 134 |
| 7 | ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) | 53 |
| 8 | ケビン・マグヌッセン(ハース:20) | 53 |
| 9 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 50 |
| 10 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 47 |
| 11 | エステバン・オコン(フォース・インディア:31) | 47 |
| 12 | カルロス・サインツ(ルノー:55) | 38 |
| 13 | ピエール・ガスリー(トロロッソ:10) | 28 |
| 14 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 27 |
| 15 | シャルル・ルクレール(ザウバー:16) | 21 |
| 16 | ストフェル・バンドーン(マクラーレン:2) | 8 |
| 17 | ランス・ストロール(ウイリアムズ:18) | 6 |
| 18 | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | 6 |
| 19 | ブレンドン・ハートレー(トロロッソ:28) | 2 |
| 20 | セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ:35) | 1 |
ハミルトンとベッテルの差が50ポイントと広がりました。
これで今年もハミルトンのチャンピオンが濃厚です。
コンストラクターズ・ランキング
| 順位 | チーム | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | メルセデス | 495 |
| 2 | フェラーリ | 442 |
| 3 | レッドブル | 292 |
| 4 | ルノー | 91 |
| 5 | ハース | 80 |
| 6 | フォース・インディア | 59 |
| 7 | マクラーレン | 58 |
| 8 | レーシングポイント(※) | 35 |
| 9 | トロロッソ・ホンダ | 30 |
| 10 | ザウバー | 27 |
| 11 | ウィリアムズ | 7 |
※後半戦のフォース・インディアを区別するためにレーシングポイントと表記しています。
2017年のロシアGP
バルテリ・ボッタスがスタートを決めて初優勝。
フェラーリを押さえ込んでしまいました。
ボッタスはここで強いです。
今年もチームオーダー無しならば勝っていたでしょう。

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