Photo by Jen_ross83
予選で6番・7番グリッドを獲得し、ポイントは確実と思われていたトロロッソ・ホンダ。(私は、そう思ってました)
しかし、予想に反してポイント圏外のフィニッシュになってしまいました。
残念〜。
スーパーソフトタイヤを使いすぎた?
トロロッソ・ホンダは予選で好位置をキープしたものの、スタートでのタイヤを選ぶことが出来ません。
そのため、最も柔らかいユーズドのスーパーソフトタイヤでスタートすることになります。
第2スティントはミディアムタイヤを選ぶチームが多い中、トロロッソ・ホンダはソフトタイヤにスイッチ。
結局、終盤にガスリーがサインツに交わされ、11位でフィニッシュすることになってしまいました。
シンガポールGPでも柔らかいタイヤで長く走りすぎて、ガスリーはポイントを逃しています。
今回も同じ過ちを繰り返してしまったのでした。
結果論ですが、第1スティントを短くして、ミディアムタイヤでフィニッシュした方が良かったのかも。
ガスリーが、終始ポイント圏内を走行していただけに残念です。
……
ホンダのスペック3エンジンはガスリーの車だけに震動問題が起きていたらしく、それが完全に対策出来ていたのかどうかも気になります。
2018年F1はまたもハミルトンのチャンピオン…
前回ロシアGPでワンツーフィニッシュを成し遂げたことによって、メルセデス・ハミルトンのチャンピオンが濃厚になっていました。
そして日本GPでもワンツーフィニッシュ。
ベッテルのドライビングが精彩を欠いています。
今年のベッテルはミスが多すぎます。
フェルスタッペンへのアタックは無謀。
結局接触し、最後尾に後退してしまいます。
やっぱり、後方からのスタートで焦りが出てしまったのでしょうね。
フェラーリはシーズン後半に弱すぎます。
エンジンもパワーを失ってしまったかのようです。
やはりFIAによって追加されたセンサーが祟ってしまったのでしょうか?
結果
F1 2018 第17戦 日本GP 鈴鹿サーキット – 全53周(2018.10.7)
コーナーの多様性、高低差、ストレート、全ての要素が世界トップレベル。
鈴鹿を好むドライバーは多い。
今年のフリープラクティスでハミルトンが発した「このサーキット最高!」という無線が象徴しています。
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 25 |
2 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 18 |
3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 15 |
4 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 12 |
5 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 10 |
6 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 8 |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 6 |
8 | ロマン・グロージャン | ハース | 4 |
9 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 2 |
10 | カルロス・サインツ | ルノー | 1 |
11 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | |
12 | マーカス・エリクソン | ザウバー | |
13 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | |
14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | |
15 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | |
16 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | |
17 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | |
r(38) | シャルル・ルクレール | ザウバー | |
r(37) | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | |
r(8) | ケビン・マグヌッセン | ハース |
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 331 |
2 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 264 |
3 | バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) | 207 |
4 | キミ・ライコネン(フェラーリ:7) | 196 |
5 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) | 173 |
6 | ダニエル・リカルド(レッドブル:3) | 146 |
7 | セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) | 53 |
8 | ケビン・マグヌッセン(ハース:20) | 53 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) | 53 |
10 | フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) | 50 |
11 | エステバン・オコン(フォース・インディア:31) | 49 |
12 | カルロス・サインツ(ルノー:55) | 39 |
13 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 31 |
14 | ピエール・ガスリー(トロロッソ:10) | 28 |
15 | シャルル・ルクレール(ザウバー:16) | 21 |
16 | ストフェル・バンドーン(マクラーレン:2) | 8 |
17 | ランス・ストロール(ウイリアムズ:18) | 6 |
18 | マーカス・エリクソン(ザウバー:9) | 6 |
19 | ブレンドン・ハートレー(トロロッソ:28) | 2 |
20 | セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ:35) | 1 |
コンストラクターズ・ランキング
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 538 |
2 | フェラーリ | 460 |
3 | レッドブル | 319 |
4 | ルノー | 92 |
5 | ハース | 84 |
6 | フォース・インディア | 59 |
7 | マクラーレン | 58 |
8 | レーシングポイント(※) | 43 |
9 | トロロッソ・ホンダ | 30 |
10 | ザウバー | 27 |
11 | ウィリアムズ | 7 |
※後半戦のフォース・インディアを区別するためにレーシングポイントと表記しています。
2017年の日本GP
昨年も日本GPではハミルトンのチャンピオンが確定的になっていました。
マクラーレン・ホンダのアロンソが11位。
ホンダは地元でポイントがなかなか取れません。
来年こそはレッドブルで頑張ってもらいたいです。
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